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床屋でございます

今日は髪を切ってまいりました。

いつも月1くらいの頻度でふらっと近所の床屋さんに顔を出すのですが、いつも通り1か月ぶりに行ってみたらいつも担当してくれていたオッチャンがいなくなっており、今日は新しい人に担当してもらうところとなったのでございます。

いなくなったオッチャンにはもうかれこれ6,7年くらい担当してもらっていたのでオーダーは「いつもの」と言えばいつも通り仕上げてくれたのですが、担当が変わるとそうもいきません。

今日は久しぶりにオーダーをちゃんと伝えてきたのでございます。

しかし、久しぶりだと伝えるのが難しいことこの上ないのでございます。

そもそも元々どうやってオーダーしていたのかすら覚えていない有り様でして、これがまあえらく難儀でだったのでありますが、そもそもそんな技巧を凝らした特殊な髪型でもないのでやんややんやと説明してなんとかしました。

そんなこんなで散髪が終わって、担当の方に「こんな具合で大丈夫ですか?」と聞かれたので鏡で見てみたのですが、見てみると思いのほか前のオッチャンがやってくれたのと似たような感じになっていて満足のいく仕上がりでございました。

ところが、帰ってからしばらくしてふと思ったわけであります。

もしかしたら、もうちょい短く切ってもらえば良かったかもしれぬ。

若干髪が長い気がするのでございまして、これだとまたすぐに髪が伸びてしまうぞ、と思っている次第でございます。

髪型はいい感じなのですが、うかつにも長さには気を払っておりませんでした。

ですので、次に行くときはその点を気を付けてオーダーしたいと思う今日この頃でございます。

ところで、散髪のお話になるとどうしても思い出してしまうのが私の高校時代の友人のことでして、ここでは仮に彼のことをショーグンくんとしておきましょう。

私とショーグンくんが通っていた高校はまあまあ校則が厳しいところでございまして、もちろん身だしなみにも結構うるさかったのであります。

そしてその身だしなみに関わる校則といたしましては、男の場合は、髪が耳にかかってはいけないとか襟足が制服の襟にかかってはいけないみたいな感じでして、そんな校則に対してショーグンくんは奇抜な方法で挑んだのです。

ある日彼は床屋へ行き、耳周りと後頭部の髪をバリカンで豪快に刈り上げてきたのでして、その姿はまさに某国の将軍様の様でございました。

その威光に思わず「マンセー!」と唱えたくなる気持ちを抑え、一体どうしてその髪型にしたのだと私は問うたのですが、それに対しショーグンくんは、これなら校則に引っかかるまい、と言ってのけたのです。

しかしながら、あの無慈悲極まりない生活指導部は容赦のない対応を取ったのでして、ショーグンくんはあえなく御用となったのでございます。

1日も持ちませんでした。

ちなみに、御用となったことを受けて彼はその翌日にまた髪型を変えてきたのですが、2日目もそれなりな髪型をしていたために再び生活指導部の御用となったのはまた別のお話でございます。

ところで、彼が御用となった理由は、髪型が高校生らしくないから、だそうです。

ショーグンでございます。

おしまい。

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