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冬至を待つ

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午後4時半

一日中 雨が降った。

雪が降るまでにやっておこう

と 計画した外仕事が出来ない。

 

傘をさして 外に出ると

山を包む白い靄が ゆっくりと姿を変え

鳥の声も聞こえない。

美しく静かな 灰色の世界に包まれる。

 

まだ冬は始まったばかりなのに

私は 明るさを運ぶ冬至を待ち 

春を待っている。

 

ストーブの上で沸く湯がありがたく

鍋の中の 野菜や肉のクツクツ炊ける音や

その香りが 胃の腑を喜ばす。

首に巻いたマフラーの温もりが嬉しい。

 

冬は厳しい時ばかりではないのだと

自分にそう話しかける冬の始まりだ。




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