
黒文字(クロモジ)の蕾
小雨が降り続き
冷たい 雨の日だった。
雨の露が
黒文字の枝に連なり
イルミネーションの様だ。
勿論
雨露の方がずっと美しい。
キセキレイが雨の中
忙しなく飛び回る。
長い尾をぴんぴん揺らして。
黄色の胸の羽毛が見事だ。
私が表に出ると
警戒音を出して鳴く。
雨に濡れた
冬の名残の枯れ草の原っぱ。
その茶色の間から
若い緑の草や
薊のイガイガ葉が顔を出す。
「春に乗り遅れてはいけないからね」
そんなに慌てなくても
ほら 冬はまだ居座ってるんだから。

黒文字(クロモジ)の蕾
小雨が降り続き
冷たい 雨の日だった。
雨の露が
黒文字の枝に連なり
イルミネーションの様だ。
勿論
雨露の方がずっと美しい。
キセキレイが雨の中
忙しなく飛び回る。
長い尾をぴんぴん揺らして。
黄色の胸の羽毛が見事だ。
私が表に出ると
警戒音を出して鳴く。
雨に濡れた
冬の名残の枯れ草の原っぱ。
その茶色の間から
若い緑の草や
薊のイガイガ葉が顔を出す。
「春に乗り遅れてはいけないからね」
そんなに慌てなくても
ほら 冬はまだ居座ってるんだから。