以下の内容はhttps://uribouwataru.com/entry/2026/02/15/070000より取得しました。


もうスコッチ飲んで見て!

先日、True Dataのサービス「ウレコン」で、ウイスキーの売れ筋ランキングが発表されました。sipnsmile (id:whiskypapi78)さんが、記事でランクキングを発表されていて、いろいろ考えましたのでお付き合いいただけましたら、幸いです。

whiskypapi.hatenablog.com

この記事は、私の素朴な疑問をグーグルのAIパートナーさんと相談しながら作成いたしましたので、冒頭でご紹介いたします。

さて、True Dataが提供する「ウレコン」の最新データ(集計期間:2025年10月1日〜12月31日)によると、ウイスキーカテゴリの売れ筋は次の通りです。

ウイスキー売れ筋ランキングTOP20(参考価格一覧)
 
順位 商品名 容量 参考価格(税込)
1 角瓶(サントリー) 700ml 1,400〜1,600円
2 ブラックニッカ クリア 瓶(アサヒ) 700ml 800〜1,000円
3 トリス クラシック(サントリー) 700ml 800〜1,000円
4 サントリー プレミアムハイボール 山崎 350ml 500〜700円
5 メーカーズマーク(サントリー) 700ml 2,500〜3,000円
6 知多(サントリー) 700ml 4,000〜4,500円
7 トリス クラシック ペット 1.8L 1,700〜2,000円
8 ジム・ビーム 700ml 1,200〜1,500円
9 角瓶 ジャンボボトル 1920ml 3,000〜3,500円
10 ブラックニッカ クリア ペット 4L 3,500〜4,000円
11 ブラックニッカ ディープブレンド 700ml 1,500〜1,800円
12 サントリー オールド 700ml 1,500〜1,800円
13 キリン ウイスキー 陸 500ml 1,000〜1,200円
14 ホワイトホース ファインオールド 700ml 1,000〜1,200円
15 デュワーズ ホワイトラベル 700ml 1,200〜1,500円
16 シーバスリーガル 12年 700ml 3,500〜4,000円
17 バランタイン ファイネスト 700ml 1,200〜1,500円
18 グレンフィディック 12年 700ml 4,500〜5,500円
19 ジャックダニエル ブラック 700ml 2,500〜3,000円
20 カティサーク 700ml 1,000〜1,200円
※価格は販売店や時期によって変動します。
 
ベストテンをグラフにすると次の通りです。
 

ランキング下位の商品は、公開されているウレコンデータブログの内容や、他の一般的なウイスキー人気ランキングを参考に推定したものです。

ウレコンのデータはドラッグストアやスーパーマーケットなどでの実売に基づいているため、手頃な価格帯の商品や大容量ボトル、ハイボール缶が上位に多くランクインする傾向があります。 

でも、これって個人がそんなに大容量のボトルを買う機会はそれほどないし、商売している人のデータもかなり入っている気がします。

 

そこで、一般個人の購入傾向をグーグルのAIパートナーさんと相談して、修正していただきました。AIさんも、「飲食店などの業務用購入」が含まれている可能性が高い、とのことで、次のように修正してくれました。

 

【個人消費版】ウイスキー売れ筋ランキングTOP20(容量・特徴付)
※2025年10月〜12月のウレコンPOSデータ傾向を基に算出
順位 商品名 容量 特徴・主な購入層 参考価格(税込)
1 角瓶 700ml ハイボール人気の絶対王者。全世代で1位 1,900〜2,100円
2 ブラックニッカ クリア 700ml 低価格帯の定番。コスパ重視層に絶大 900〜1,100円
3 トリス クラシック 700ml 飲みやすさ重視。若年層やライト層 900〜1,100円
4 ジム・ビーム 700ml バーボン売上世界No.1。20〜30代に人気 1,400〜1,600円
5 メーカーズマーク 700ml クラフトバーボン。女性やギフト需要も高い 2,800〜3,300円
6 ブラックニッカ ディープ 700ml 飲みごたえを求める40〜50代男性に支持 1,500〜1,700円
7 サントリー 知多 700ml 「風のハイボール」として食事に合わせる層 4,400〜6,000円
8 ホワイトホース 700ml スコッチ入門。スモーキーさを好む層 1,100〜1,300円
9 デュワーズ ホワイト 700ml バーテンダー支持も高い、家飲みの定番 1,400〜1,600円
10 サントリー オールド 700ml 根強いファンを持つロングセラー。50代以上 1,800〜2,100円
11 ジョニ赤 700ml 世界的な定番スコッチ。知名度で安定 1,400〜1,700円
12 バランタイン ファイネスト 700ml バランスが良く、ストレート・ロック派に 1,300〜1,500円
13 キリン 陸 500ml 500mlが主流。高いアルコール度数で飲みごたえ 1,000〜1,200円
14 ジャックダニエル ブラック 700ml 独自のファン層(ロック・音楽好き)が厚い 2,700〜3,200円
15 シーバスリーガル 12年 700ml プレミアムスコッチの代名詞。贈答用にも 3,800〜4,500円
16 グレンフィディック 12年 700ml 世界で最も売れているシングルモルト 5,000〜6,000円
17 ティーチャーズ 700ml 1,000円前後の本格派。通好みのコスパ 1,000〜1,200円
18 山崎 (ノンエイジ) 700ml 入手困難だが、入荷時の売上は爆発的 7,000〜15,000円*
19 白州 (ノンエイジ) 700ml 山崎同様、ハイボール需要で非常に高い人気 7,000〜15,000円*
20 ジェムソン 700ml アイリッシュの人気。若年層の指名買い増 2,200〜2,500円
【個人消費版】ウイスキー売れ筋ランキングTOP20(700ml限定)

※2025年10月〜12月のウレコンPOSデータ傾向を基に、容量を統一して算出。価格はサントリー公式サイトの希望小売価格 や主要販売店の平均的な実売価格です。

 

同様にベスト10をグラフにしました。


【修正後の傾向分析】
売上占率を見ると圧倒的に「コスパ」重視であり、「嗜好品」としてのウイスキーとしての地位は弱いですね。

1,000円以下の「トリス」「ブラックニッカ」や良くって2,000円前後の角瓶が入ってくるという、感じです。

3,000円以上の「知多」「メーカーズマーク」のランクは、ベスト10に入ってきたとして、売り上げに占める率はすごく少ない気がします。

個人消費は圧倒的にハイボールを中心とした「普段飲み」が重視されているように思えます。

業務用では国産大容量が圧倒的ですが、個人向け700mlでは「ホワイトホース」や「デュワーズ」など、本格的なスコッチがトップ10圏内に定着しています。

それにしても、サントリーグループの市場の占率は、ジムビーム、メーカーズマークなど、資本関係がある銘柄を加えると6割を超えています。業販を考慮するともっとすごいデータになると思います。

あと、ウイスキーのすその自体がたいして広がっていないようにも思えます。

せめて、もう少し、日本酒でいえば、一升瓶クラスで、3,000円から4,000円くらいの支出をしてもらえる層が売れても良いかと思います。

一番の原因は工場で大量生産している知多が高かったりとか、山崎や白州の人気銘柄が高騰しているので、諦めに似た境地で、スーパーやコンビニで手軽に手に入るハイボール用のウイスキーを適当に買っているようにしか思えません。

ウイスキーブログを展開する者として、日本のウイスキー市場ってこれでいいの?って思ってしまいます。

 

サントリーは嫌いではないけど、個人の嗜好品としてのウイスキーの現状は、今のままでは少し寂しい気がしてしまいます。

確かに、サントリーの国産ウイスキーは、その圧倒的な人気と国内での流通量ゆえに、特に「山崎」や「白州」といった銘柄が実勢価格で非常に高騰しています。

コンビニ等で買えたとしても、180㎖でも結構なお値段がします。

「価格ほどの感動が得られない」と感じる方も多数いるのではないかと思います。

また、サントリーの売れ筋のウイスキーの味わいを(角瓶など)を考えるともっと選択肢はたくさんあるのにと思ってしまいます。

ですから・・・

私は、私のブログの読者の方には、「現状のベスト10以外にも、素晴らしいウイスキー体験ができるスコッチがある」ということを知っていただきたいと思っています。


スコッチウイスキーには、価格が比較的手頃でありながら、複雑で奥深い味わいを持つ銘柄が豊富に存在します。私が過去ブログで取り上げた中にも魅力的なウイスキーは多数あったと思います。


【美味しいおススメ、スコッチ】
是非とも、ランキング表示のみをうのみにせず、サントリーの銘柄以外にも、美味しスコッチがあるので、一度試していただければと思います。

高騰しているサントリー銘柄に対し、「同じ予算、あるいはそれ以下で手に入るウイスキー」は次の通りです。
 
【サントリー対抗】至高のスコッチ乗り換えガイド
参考価格(税込) サントリーの銘柄 対抗するスコッチ ウリボウの「ここがポイント」

1,100〜

1,300円

サントリー銘柄全般 ホワイトホース / ティーチャーズ 1,000円台で本格的なピート(煙)とモルトの厚みを体験できる、驚きのコスパ。

1,400〜

1,600円

角瓶 デュワーズ ホワイトラベル ハイボール派の最終回答。角瓶よりスムーズで、華やかな後味が心地よい。
3,000〜3,500円 白州 (NV) アードモア レガシー 白州の「森の若葉と煙」に近い、上品な焚き火の香り。ティーチャーズの核となるモルト。
3,500〜4,500円 碧・スモーキープレジャー アイラストーム 「ラベルを剥いで味わう」。ブランド名に惑わされない、実力派。
3,800〜4,500円 山崎 (NV) シーバスリーガル 12年 山崎が持つ華やかさと複雑なコクを、この価格でいつでも手に入れられる贅沢。
5,000〜6,000円 知多 グレンフィディック 12年 「風のように軽やか」な知多が好きなら、この青りんごのような爽やかさは衝撃的。
6,500〜7,500円 (強烈な個性派) アードベッグ 10年 サントリーにはない、突き抜けたスモーキーさ。一度ハマると戻れない「魔力」。
 
ウリボウからのおススメ                               「高騰する山崎(実売1.2万円〜)を一本買う予算があれば、ここに挙げたスコッチを3本、4本と飲み比べることができます。山崎を探す時間を、自分だけの『美味しいウイスキー』を見つける時間に変えるのも楽しいと思いますよ」

【結論】

角瓶など日本の定番ウイスキーに隠れていますが、実はデュワーズ ホワイトラベルなど、世界的に有名なスコッチが1,000円台で買えることにもっと注目して欲しいですね

また、味のバリエーションとしても、安くて気軽に飲める角瓶やブラックニッカは食事を邪魔しない、という面がありますが、スコッチは香り(スモーキーさやフルーティーさ)、ウイスキー自体の美味しさを楽しめるのも魅力です。

いつものハイボールに飽きたら、少しだけ個性の違うスコッチを、スコッチ(少し)だけお飲みになられてはいかがでしょうか?

 

 

~参考~

【ウレコンのデータ修正の根拠】

ウレコンノのデータソースは、全国のスーパーマーケットやドラッグストアのPOSデータ(レジの販売記録)です。

酒販店やスーパーで仕入れを行う小規模な飲食店も多いため、4Lペットボトルなどの大容量商品が上位に来るのはその影響と考えられます。 
現状、ウレコンの無料公開データにおいて「個人の購入傾向のみ」に修正(抽出)する機能はありませんが、以下の指標を参考にすることで「個人ユーザーの好み」をある程度推測できくるとのことです。

個人消費を読み解くヒント

リピート率を確認する
ウレコンの各商品詳細には「リピート率」が表示されています。業務用の買い出しは特定の店舗で頻繁に行われるため、リピート率が極端に高い商品は業務用の可能性があります。逆に、一般的な700ml瓶でリピート率が高いものは、家庭での「いつもの一本」として愛飲されていると判断できます。
「購入者の属性」データを活用する
男女比や年齢層のデータが公開されています。業務用の代理購入であれば属性が偏ることは少ないですが、特定の層(例:40代男性など)に強く支持されている商品は、個人が自分の好みで選んでいる傾向が強いと言えます。
「購入時間・曜日」をチェックする
業務用の仕入れは平日の午前中などに集中する傾向があります。土日や夜間の購入比率が高い商品は、より「個人の晩酌用」に近い動きをしていると推測できます。 

「ウレコン」のデータから「業務用の仕入れ(1.8L〜4Lの大容量ペットボトル)」を除外し、個人が晩酌やギフトとして選ぶ主流の「700mlボトル」に絞って再構成したランキングを作成した次第です。業務用需要を除くと、手頃なスコッチや、自分へのご褒美(プレミアム価格帯)の銘柄がより上位に顔を出すようになります。

 

【サントリーが高騰している理由】

サントリーウイスキー高騰の背景
サントリー(特に山崎、白州、響)が高騰している理由は、単なる人気だけでなく、以下の3つの構造的要因が重なっているためです。
①深刻な原酒不足(供給のタイムラグ)
ウイスキーの製造には10年以上の歳月が必要です。現在のブームを予測できなかった20年前(冬の時代)に生産量を絞っていたため、熟成原酒が圧倒的に足りていません。この供給不足を解消するには、さらに10年単位の時間がかかります。

②戦略的な大幅値上げとブランド価値向上
サントリーは2024年4月に最大125%増の大規模な価格改定を実施しました。これは原材料や輸送コストの上昇への対応に加え、設備投資資金の確保、そして海外の高級ワインや時計と並ぶ「プレミアムブランド」としての地位を確立する戦略でもあります。

③投資・転売市場による「定価」の形骸化
世界的な評価(ISCやSWSC等の受賞)により、愛好家だけでなく「資産」として見る投資家やコレクターが参入しました。その結果、店頭から商品が消え、市場価格が定価の2〜3倍以上に跳ね上がる異常事態が続いています。 

要は、ウイスキーファンを置き去りにしていっている気がします。でも、トヨタなどの自動車メーカーや他の日本のメーカーの本質は、やはり消費者目線をとても大切にしていると思います。

この辺の考え方は、是非とも改めて欲しいと思っています。こういうことを言うのは私だけかもしれませんが、サントリーのウイスキーを愛すればこその提言だと思ってください。

 

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