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映画「クレイヴン・ザ・ハンター」(吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2024年12月日本公開

監督:J・C・チャンダー

脚本:リチャード・ウェンク、アート・マーカム、マット・ホロウェイ

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あらすじ:裏社会の大物ニコライにはセルゲイとディミトリのふたりの息子がいた。母が亡くなり、セルゲイとディミトリは父に連れられてアフリカで狩りをさせられるがセルゲイはライオンに襲われて瀕死となり少女カリプソの持つ薬によって生き返った。ニコライは人間は強い者と弱い者がいて妻のことすら弱いと断じて蔑むが、セルゲイはニコライのもとから逃げ出した。それから16年後、世界各地で裏社会の人物が次々と殺されて世間ではハンターによる仕業だと噂されていた。その正体は、薬とライオンによって不思議な力を得たセルゲイだった。ある日、ディミトリが誘拐されて身代金を要求されたニコライだったが、強い人間だと自負するプライドがあり支払を拒否した。そこでセルゲイがディミトリを救出しようとするのだが、そこには苦難が待ち受けていた。果たして、ディミトリを助け出せるのか。

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 面白かったです。

 特に、弟ディミトリを誘拐した車をセルゲイが追いかける場面です。大都会ロンドンを裸足で駆けていきます。弟を誘拐されたから怒髪天だから正体を隠しているはずのセルゲイがいろいろ壊しながら派手に車を追跡します。歩道橋やビルの壁を飛んだり跳ねたり駆け抜けたり、上へ下への大騒ぎです。やがて車が岸壁に到着してヘリコプターに乗り換えるのですが、セルゲイがヘリコプターを逃がすまいと大きな網をヘリコプターの足に引っ掛けます。このやりとりも観ててハラハラさせられます。

 こんな感じで、アクションは面白かったです。

 他作品とのつながりを感じさせるものもなかったのでわかりやすくて見やすい映画でした。原作勢ならいろいろわかる部分もあるのでしょうが。

 ただ、悪い点もいくつかありまして、それがカリプソに集中していました。16年ぶりに再会したセルゲイとカリプソですが、セルゲイがどうやってカリプソを見つけたのか唐突でした。そのあともカリプソ関連で不可解な演出が続き、複数出てくるヴィランのひとりを一矢で瞬殺してしまったカリプソがそのあと一切出てこなくなりました。

 アーチェリーだか弓矢だかの腕前がなかなかのものらしいカリプソです。セルゲイを追い詰めたヴィランをわずか一矢で倒してしまったのですからこの場面も面白いのですが、そんなものを見せておいてそのあと一切出てこなくなるというのは、いったいどうしたものでしょう。

 SONYはこの映画を最後にスパイダーマン以外は全部やめるらしいですね。公式発表ではないとはいえ、本作上映前日にそんなことを言うのはやめてほしいです。本作も続編をやる気満々で謎を残して終わってしまったのですから。

 本作はこれにて終わり! 無理やり納得するしかありません。クレイヴンのアクションが良かっただけに残念ですけれども。

 ところで、シベリアにバイソンの群れみたいなのがいたんですが、現実にそんなのが存在するんですかね。検索してみたけど牧畜用の牛くらいしか出てきませんでした。




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