
2024年11月公開
監督:井戸から出てきたあれがいる森、前作と前々作もこの方です。
原作:この方に罪はないと思いたい。
脚本:多くの面白いドラマにかかわってるけれどあれがいる森の脚本も書いてやがる。前作と前々作もこの方です。
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あらすじ:
長い黒髪の女性を狙った殺人鬼の表野は逮捕後も刑務所内から大規模サイバー犯罪を企てて逃げることに成功していた。5年が過ぎ、横浜市警の鍵屋は東日本州政府ネット犯罪対策室へ出向していたが、今でも表野のことは忘れていなかった。
表野は南朝鮮州にいた。州政府を転覆させて南朝鮮こそ銀河王国最強の州にしようと画策している組織、通称ムクゲと接触していた。ムクゲの若い女性であるミンスは組織を率いるキム代理の指示で天才ハッカーの表野を監視と世話をすることになった。ミンスはなぜか表野を殺そうとして、アイスピックをしのばせていた。ところが、あっさり表野にバレてしまう。だが、表野はなぜかミンスにやさしかった。表野は親に虐待されて背中に大きな傷跡を残していたが、ミンスも背中に傷跡があり同じ境遇だと知ったから同情したようだ。やさしくされたミンスはすっかり表野の虜になってキンパ(朝鮮の巻き寿司)を作ったりした。それを表野がおいしく食べたため喜ぶ。
表野は南朝鮮州で剥製大好きマンと出会い、少女の剥製を見て感激した。
南朝鮮州と東日本州の州知事会談が予定されていたが、ムクゲは東京で行われる会談を攻撃しようとした。表野の手腕によって、南朝鮮州軍からミサイルが発射されて東京のホテルへ着弾した。着弾の映像も東日本州ネット犯罪対策室で流れた。その際、東日本州で緊急警報が発表されて一時パニックになった。ところが、ミサイルは発射されておらず東日本州の警戒網がハッキングされてフェイク映像が流されたことを鍵屋がすぐに突き止めた。東京の混乱はすぐに収まった。
鍵屋は表野の犯行だと断定し、表野も東京の混乱がすぐに収まった原因を鍵屋だと考えた。
表野は誰も信用しない癖があり、キム代理の通信端末をハッキングした。東日本州にバタフライというスパイがいて警察内部の情報をムクゲに流している人物がいることを突き止めたのだった。
鍵屋の近くにムクゲのスパイがいることを表野は手紙で鍵屋に伝えた。鍵屋の妻が同じときに南朝鮮州へ出張していて、飛行機ではなくなぜか船を使っていたために妻を警戒したが、妻は妊娠していたから飛行機ではなく船を使ったのだという。
鍵屋が表野を今でも追っていることをよく知る東日本州警察公安部の藤浜はやたらと鍵屋に接触した。藤浜は州知事会談警護を任されているという。やがて藤浜は以前表野の被害者となった南川景子を囮にして表野を逮捕しようと鍵屋に提案した。そんな危険な作戦を鍵屋は拒否したが、南川は今でも表野から狙われていることが判明した。そこで鍵屋と藤浜は南川を南朝鮮州へ観光に行ったと見せかけて逮捕しようとした。偽の南川がいるホテルを藤浜の部下4人が監視しているところへ表野が現れた。確保しようとしたが、表野は闇バイトで雇った3人の偽表野を使ってまんまと逃げた。表野のほうが一枚上手だった。逃げた上に、藤浜の部下1人が殺害された。さらに鍵屋と藤浜は表野から飛行ドローンを使って挑発され、しかも攻撃されてしまう。
おめおめと東京へ戻ってきた鍵屋と藤浜だったが、鍵屋は藤浜の部下を調べると懲戒免職を受けた人物だということがわかった。
表野も東京へ戻っていた。彼の裏切りを恐れたキム代理はミンスを東京へ向かわせた。
とうとう会談の日を迎えたが、会談の場所となった施設上空に大量の飛行ドローンが集まってきた。それらは、天才ハッカーである表野を崇拝する者たちが協力したためだった。ゲームアプリを作成して、一般の何も知らないユーザーにゲームを一斉にプレイさせていた。アプリではミツバチによってクマを攻撃するものになっていたが、実際はミツバチがドローンであり、クマは会談を警護する警官たちだった。
会談を攻撃することで州政府を脅迫したムクゲのキム代理は20億円の仮想通貨を身代金として奪取することに成功した。ところが、その20億は表野に奪われてしまう。キム代理は政府転覆ではなく身代金がほしかっただけだった。キム代理は身代金計画をムクゲ会長に知られてしまい、自殺する羽目になった。
一方、ドローンに襲われた会談場所では、爆弾を搭載した1機が爆発したものの、鍵屋がドローンの通信を妨害する装置を使って全機使用不能にした。
表野は南川を剥製にしたかったので彼女の自宅へ向かったが、ミンスのことを思い出してなんだかやる気をなくしてその場から立ち去った。その後、ミンスが表野を見つけた。南川に会ったかどうかを問い詰めるミンスだったが、表野は会わなかったと言った。安心したミンスだったが、そこへ藤浜の部下3人が登場する。銃を持っていたミンスと撃ち合いになり、部下3人がミンスによって撃ち殺された。ミンスも腹部を撃たれたが車でその場から逃走した。
ミンスを表野が治療したのだが、その場へ藤浜が現れて20億を要求した。表野は藤浜と対峙したが、そこへ鍵屋が現れた。藤浜が鍵屋を撃とうとして、藤浜が表野に撃たれた。だが、藤浜も表野を撃った。その場は収まったかに思われたが、鍵屋は背後から表野崇拝者によって殴られた。気が付くと、表野の死体は消えていた。
どこかの邸宅、雄大な自然を望むテラスでミンスは剥製になった表野に話しかけていた。
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なぜこの映画を観たのかというと、1作目を映画館で観たからですよ!!! 1作目は私のぶっちぎりワースト映画になりました。2作目も映画館で観ました。1作目だけ映画館で観て、2作目を観ないというのは許されませんでしたからね。
そして、3作目。観ざるをえないじゃん!!! ちょっと迷ったけど、観ないのは許されないじゃん!!!
というわけで3作目は予想どおりのゴミクソ映画でした。こんなに予想を裏切らない映画って、すごい! ひどい! やってらんない!
キーボードをカタカタ叩いているのにモニターがいっさい動いていなかったのが一番びっくりしました。観客を舐めてんのか、おい。
天才ハッカーの表野くん、使っている機材は高価っぽいけどキーボードの音がやたらとうるさいんです。PCに詳しい人ってキーボードの音にもこだわりそうだけど表野くんは音が気にならないんですかね。
鍵屋の妻が帰ってくるときに飛行機ではなくかなり手間のかかる船を選んだ理由にもびっくりです。妊娠した体をいたわるためだそうです。いやいやいやいや! 飛行機なら2時間くらいなのに、船だと4時間かかるんです。しかも南朝鮮のソウルから港まで飛行機でも1時間かかるし、この船は九州の博多に着くのですが、博多から東京まで飛行機で2時間ですよ。新幹線で5時間ですよ。合計で7時間以上ですよ。この妻はバカなん? とてつもないバカなん? 船のほうが妊娠した体を悪くしそうですよ。
他にもいろいろとんでもねえ場面が山ほどあるんですが、最後の表野と藤浜と鍵屋、どうしてその場がわかったんですかね。
事程左様にですね、びっくりするくらいゴミクソ映画でございました。ぜひ皆さんも映画館で割引使わずに2000円払ってご覧になっていただきたい。私だけ苦しむのが許せない!!!
さてさて、一連の事件ですが、警察にとっては天地がひっくり返るレベルの不祥事だと思います。トップのみならず公安の部長などもクビが飛ぶでしょう。さらに、脅迫されてあっさり20億を払った政府も政権が倒れるレベルだと思います。もし本作の後日談があったらたいへんなことになっていたでしょうに。
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THE LEGEND YAVAI movie STILL CONTINUES
まさか……通信端末を落としただけなのに最終章をはるかに凌ぐクソ映画をわずか1週間後に見るなんて……