
2024年8月日本公開
監督:リー・アイザック・チョン
原案:ジョセフ・コジンスキー
脚本:マーク・L・スミス
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あらすじ:学生のケイトとハビは仲間と協力して竜巻を弱める研究をしていたが、仲間3人をその竜巻によって亡くした。竜巻の研究から離れてニューヨークの気象局に勤めていたケイトは5年ぶりにハビと再会して竜巻研究に再び赴くのだった。故郷のオクラホマで竜巻を追跡しながら、Youtuberの竜巻追いかけ屋タイラーと出会う。果たして、彼らの運命は。
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予告を見ていると、もしかして1996年映画「ツイスター」に関係あるのかなと思っていました。というのも、96年版には竜巻の仕組みを解明するためドロシーという装置が開発されていたのですがそれとそっくりの装置が予告に登場していました。
それで本作を見てみますと、名前も同じのドロシーという装置が登場しました。ドロシーの本作での活躍は一瞬で終わりです。一応、続編という扱いになるらしいのですが、ほぼ関係ございません。リメイクのような感じです。96年のツイスターは竜巻の仕組みを解明しようとして、本作では竜巻を弱める研究をします。
ていうか、ミナリの監督なんですね。それにしては仲間を亡くしたケイトとハビの過去がいまいち生きてきません。5年ぶりに竜巻を追いかけたケイトは仲間の死を思い出して竜巻から逃げますが、その次の竜巻追跡では全然怖がらないんですよ。その間に仲間の死を乗り越える場面はなにひとつなかったのに。
さらにがっかりだったのは、映像のすごさもいまいちです。竜巻の発生原因などなどのメカニズムがすべてセリフで説明されてしまいます。風の向きが急に変わる、気温が変わる、雨が雹になる、それによって何がどうなるのか、セリフで説明されてしまいます。映像で表現するのは難しいことですよね。
いろいろ惜しい作品です。
ただ、注目すべきは、本作が1週間の出来事なのですが、主人公ケイトの衣装です。当然毎日着替えていきますが、竜巻が相手だから1日のうちにまた着替えることもあったわけで、そのあたりはなかなかケイトのかっこ良さが出ていました。ケイトがめちゃくちゃかわいくてかっこ良いキャラでございました。
竜巻の強さを表すカテゴリー0から5までの段階は日本の震度と同じ思想なんですね。風速などではなく竜巻が破壊した規模によってカテゴリーが決まるという説明を作中で為されていました。
それにしてもオクラホマなどの米国中部は竜巻に為す術無しといった感じでございますね。住民がかわいそうです。