
2024年6月公開
監督:豊島圭介
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あらすじ:2023年3月に公開された前作からさらに強力な知識人を招いてヨコザワプロダクションで起きている事象を調査する。
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ようやく鑑賞してまいりました。まず、申し上げたいのは私は心霊を少し信じています。絶対無いとは言い切れません。
オカルト大好きな私は約3年前からヨコザワプロダクションのことを知るようになりました。角由紀子さんが調査に入っていき、オカルト界隈に知れ渡り、数多くのYoutuberが訪れるようになりました。そんなYoutuberの叫び声が本作にも入っていたりして笑ってしまいました。
ヨコプロで起きている事象はとにかく派手です。ほんとにあった!呪いのビデオなどなどの心霊映像で見られるようなあからさまな現象が繰り返し発生します。そのせいでこれは演出なのではないかと私は疑っていました。映っているのか映っていないのか、わかりにくい映像なら信じてしまう、あからさまな現象なら信じない……私はなんともめんどくさい人間ですね。
さて、前作では内装業者や手品師が調査していましたが、今作では物理学者や小久保秀之さんという超心理学者が調査に入りました。小久保先生の調査が本作ではメインになっています。オカルトに興味のある先生とのことでその調査内容を信頼できるのかなと疑いましたが、いやいや、なんとまあ……
ネタバレになってしまいますけど、いいですか。
ここからはネタバレになりますが、小久保先生が完全否定してしまいました。確かに先生のおっしゃるとおりだとは思うのです。現象が演出だという状況証拠はかなりそろったと思います。ただ、あくまでも状況証拠であって演出だとする確実な証拠がないんですよ。
現象が起きたときになぜ先生はその場へ飛び込んで自ら触ったりしなかったのか、調査の方法に疑念を抱きました。先生は目の当たりにしたにもかかわらず見ているだけでした。なぜ触りに行かないのか!!! だから触りに行けって言ったじゃないですか。
触りもせずにただ見ているだけで、現象を完全否定したのは科学者としていかがなものかと思います。物理学者のほうは仮説という言い方でしたが、小久保先生は仮説ではなく完全に決めつける言い方でした。
演出だとするならば、その演出を実行した犯人を見つけるなり現場を押さえるくらいのことをしてほしいです。
現象が演出されたものだとする状況証拠はそろったとは私も思いますが、ただ、演出するとしたらヨコザワプロダクションが演出していることになりますが、その動機がないんですよ。有名になりたかっただけという理由で200mmの隙間に5時間も閉じ込められて演出するのは無理がありますよね。どうなのかな、それだけの薄い理由がありうるのでしょうか。
一方で、最初は疑っていたという角さんも豊島圭介監督も信じすぎています。それはそれでいかがなものかと思います。
というわけで、これは演出なのか、心霊なのか、どちらとも言い難いけれど正直なところかなり懐疑派寄りになりました。
さて、最後に撮影された現象がほんとにあった!呪いのビデオも真っ青の凄まじいものでした。ぜひご覧ください。いったいこれは何なんだ。
そして、ヨコザワ社長の歌にもびっくりでございます。
ぜひとももう一度映画を作っていただきたいです。中沢健さんが本作の感想でおっしゃっていたASIOSという超常現象を懐疑的に調べる団体や皆神龍太郎先生にも参加していただきましょう。ヨコザワプロダクション側が拒否した床の破壊もやってほしいですが、破壊はさすがに無理かなー。非破壊検査でなんとかならないですかねー。