
2024年5月日本公開
監督:ウェス・ボール
脚本:ジョシュ・フリードマン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー、パトリック・アイソン
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あらすじ:300年後、ウイルスの影響で人類と類人猿の立場が逆転し、人類文明は草木に埋もれた。チンパンジーの部族はある日突然襲撃された。300年前に類人猿を率いたシーザーを神格化して自らシーザーを名乗るプロキシマスが築いた王国へノアの部族が連れ去られた。ノアは救出へ向かうのだがその途上で人間の女メイと出会う。ウイルスによって退化したはずの女は話すことができた。ノアとメイは捕まってしまうが、プロキシマスの計画へ協力するように誘われるのだった。人類が遺したものを手中にしようとするプロキシマスにノアとメイは協力するのか。
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ネタバレになってしまうのですが、メイは人類再興を目指しているわけですよ。人類の知識が蓄えられた施設をプロキシマスに渡さずに再び人類のために使おうとしているわけです。
そうなるとプロキシマスが悪い奴なのに、プロキシマスの言っていることも正しいよねとなります。
だけど、私は人類再興以外に興味のないメイを応援しました。世間様はそろいもそろって差別を嫌う良い人達ばかりなのでおサルさんに肩入れしていらっしゃるようですが、私は栄える人類を観たいのでメイを応援しました。とはいえメイは目的のためなら容赦ないんです。同じ人間を瞬殺するし、おさるさんを皆殺しにしてでも知識の詰まったものを持ち去ろうとするわけです。こいつは強いぞ! 新3部作となって続編が作られそうですけど、次作では復活を目指す人類とおさるさんの戦争が始まるのでしょうか。人類がんばれ。和平はない。
ところでAPEとMONKEYの違いをちょっと調べてみました。本作に出てくるチンパンジー、ゴリラ、オラウータンがAPEであり、ニホンザルやマントヒヒなどがMONKEYに分類されるそうです。APEの3種類についてゴリラが最も温厚で争わずに和解しようとするそうです。チンパンジーは大人になると攻撃的になる奴もいるとか。オラウータンは頭の良いチンパンジーとゴリラの中間に当たるといった感じでしょうか。握力ではゴリラが最強です。
感想としては面白くもないかなといった感じです。アメリカ在住の皆さんは樹木に覆われて崩壊した世界が、近所のあそこだ! というふうにわかるのではないでしょうか。現地民ならそういう楽しみ方ができそうな映画でした。私がわかったのはロサンゼルスローガン国際空港だけでした。
というわけで、ツッコミどころがあったりしてそこまでの良作とは思えないけど、人類がんばれ。