
2022年5月公開
監督:湯浅政明
脚本:野木亜紀子
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あらすじ:南北朝、足利義満の時代、京都の近江猿楽:比叡座の家に生まれた子供は奇怪な姿をしていた。だが、幼い頃から高い身体能力を持っていた。一方、壇ノ浦で生活していた友魚は海底に沈んでいるとある物を引き揚げる依頼を受けたが、船上でそれを開封した途端、父は亡くなり、友魚は失明した。そんな友魚は引き揚げを依頼した者たちへ恨みを晴らすために上京した。そんなふたりが出会い、名のない子供は自ら犬王と名乗った。旅の途上で習得した琵琶を弾く友魚と、犬王の舞は京都の人々を熱狂させるようになった。それは足利義満の権威を超えるものになりつつあった。果たして、ふたりの運命は。
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犬王の踊る舞台は大掛かりなものです。派手な仕掛けが施されています。それらが突然出現したようで、その舞台装置を作って披露するに至った経緯というものが見えないのは残念です。大勢の人々が犬王と友魚の舞台を助けているのですが、そのあたりをしっかり見せてくれたらかなりノリノリになれたかもしれません。
あと、友魚の父が死んで彼も失明するきっかけとなった者たちへの復讐はまるでなかったことになりましたね。関係者への復讐を望んでいたのは友魚の母であって、彼自身はほとんど恨んでいないのですが。
それにしても2022年は平家の滅亡を三度目の当たりにするとは。
ところで、劇中であぶり餅を食べる場面がありました。あぶり餅は私も京都の今宮神社近くの一和で食べたことがあります。600年前から食べられているものだったのですかということで確かめてみると創業1000年以上とのことです。ほんまかいな!? ちなみにあぶり餅は今宮神社近くの数軒でしか食べられないものでして、うまいのでぜひどうぞ。
6/10追記:この感想はだいぶ間違えていますが、今更消すわけにはいかないのでこのまま晒します。