以下の内容はhttps://underscore42rina.hatenablog.com/entry/2025/11/13/011348より取得しました。


最後のPHPカンファレンス福岡を楽しんだよ!発表もしたよ!

2025年11月8日、PHPカンファレンス福岡2025に参加してきました。今回は登壇をしたのと、他のセッションもたくさん拝聴しました。その中で特に印象に残ったセッションの感想をまとめます。

のぼりのおかげで痩せて見えて最高。カメラマンさんありがとうありがとう。
登壇者Tシャツのピンクがめっちゃかわいかったし生地感もめっちゃよかった。

自分の発表

今回、「バグと向き合い、仕組みで防ぐ」というタイトルで登壇しました。発表資料はSpeaker Deckに公開しています。

speakerdeck.com

バグとの向き合い方を2つの軸で整理しました:

  • 防ぐ: 予防的な仕組みづくり(ブランチ戦略、PR環境、Feature Flagsなど)
  • 向き合う: インシデント対応力の向上

PHPカンファレンス福岡には過去3度採択いただいており、今回で4度目の登壇となりました。
今年で一旦最後ということだったので、絶対に登壇したかったのでうれしいです。 毎回、温かいコミュニティに迎えていただき、とても感謝しています。

今回も15分枠のセッションでしたが、始まる前に15分の休憩があったので、その15分を使ってセルフ前座をしました。

なぜしたのか

私=テストする人またはQA であることはほとんどの人が知らない

今回の参加は7年ぶりで、肩書きもQA-> QAのEMに変わっています(会社も変わったし)
もちろん自己紹介のページも用意していましたが、途中から入ってきた方や、自己紹介で聞き逃している人にとっては私のコンテキストが不明のままセッションを聞かないといけなくなります。

カンファレンスの性質上、QAが話しているということは簡単にイメージできないと思うので、私はQAとして話しているという前提をいつ聞いても理解してほしかったんです。

そのために15分を使って、私の人となりとコンテキストを理解してもらうための時間にしました。

緊張する

毎回ですけど、いまだに緊張します。先に雑談をすると部屋の空気感も変わるし、私も緊張がほぐれるだろうと思って話しました。

終わったあとに元同僚に、「あの前座よかったです。そして本編始まったら緊張してましたねw」てお褒め?の言葉をいただきました。

話した内容は本編に関係ない、お昼のご飯がめっちゃおいしかったとかそんな雑談です。15分いなくても困らないようにしました。聞いてくれたみなさんありがとう。

穂垂というお店です。また近いうちにいくと思う。

本編

今回の発表は、以前ブログに書いた話と、去年のイベントで話した話の合作です。

engineering.mercari.com

speakerdeck.com

伝えたかったのは、QAという仕事がより楽によりシンプルになるための技術の紹介と、インシデントのコマンダーにQAも参加していいんだよ。って話です。 詳しくは、以下のブログたちも読んでみてください。

今回の発表は他の方もFeature Flagsの話とかでていて、思ってたよりホットトピックだったのかもしれません。 終わったあとも何人かの人に質問をしてもらえてよかったです。ありがとうございます。

聞いたセッションのいくつかを紹介

私の仕事(というか会社)が変わって親和性があがったかもしれないけど、7年前に比べて品質の話がでてきたのが印象的でした。 以下、その中でも印象的だったセッションを紹介します。

開発者が知っておきたい複雑さの正体 by 富所 亮

参加が遅くなってしまって、最後の5分か10分かくらいしか聞けなかったのですが、 最初のセッションになっているのが非常にいいなって思ったセッションでした。

プログラムのタイムラインを決定した委員さん最高!

セッションの内容は、複雑さが入り込む場所は色々あるという話で、PHPカンファレンスという言葉から、普段、開発をしていると「コードが複雑になっている」という問題に注目しがちで、そこだけを見てしまいがちです。でも、実際には複雑さはコードだけじゃない。システム全体のアーキテクチャ開発プロセス、チームの構造、コミュニケーションの方法など、開発に関わるあらゆる側面に複雑さが入り込む可能性がある。

この視座の高さの話をされていたのが非常によかったです。一つの問題を、もっと広い視野で捉える。システム全体、組織全体を見る。そんな視点の大切さを改めて感じました。

カンファレンスの最初に聞けて本当に良かった。ここで得た視点が、その後の他のセッションを聞くときの頭の準備になった気がします。

コミュニティと共に変化する 私とFusicの8年間 by 吉野 雅耶

登壇者とは、彼が新卒の時に一緒に働いていたこともあって、私ごととしても、もちろんそうではない方にとっても非常にいいセッションでした。

登壇者は、このPHPカンファレンス福岡が初めての社外イベントでとても刺激を受けたという話をしていました。そのとき、同僚の先輩が7人も出ていたことにも刺激を受けたとのこと。この7名に私も含まれていたことがとてもうれしい。

8年間という長い時間軸で見ることで、コミュニティに参加することで本人の成長がみえたこと。その成長を会社が支援できているということが、登壇者を通して知れること。スポンサーを会社がすることの意義が、コミュニティへの貢献として捉えている姿勢が伝わってきました。

私自身、登壇者とは1年ちょっとしか一緒に働けていないので、新卒のときのイメージが強いのですが、現在も当時のさわやかな印象はそのままに、部門長になられて、素晴らしい成長をしているなーと思いました。

セッション後に、彼にすばらしかったよ!って伝えたけど、すばらしさの言語化は難しい。
伝われ!

本会後の懇親会で、今年の新卒のFusic社の方ともお話しする機会があったんだけど、彼もまた8年前の吉野くんみたいに刺激を受けていたみたいです。めちゃくちゃいいループが回っていると思う!いい会社や!

予防に勝る防御なし(2025年版) - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント by 和田 卓人

t-wadaさんの話も今回もとてもよかったです。
セッション後に「AIと相談して言語化するけどめちゃくちゃよかったです!」と伝えたけど、結局私の感動は言語化できなかった。以下、がんばった感想。

本セッションは、どういう実装をすると堅牢にできるのか、という実践的な内容だと受け取りました。 特に「テストをしなくていいのがいい」という考え方に共感しました。そもそもバグが入り込まない設計にすることが重要だと再認識しました。

テストをしなくてもいい世界はいいぞ。

今回のセッションは、クリーンアーキテクチャーの図を例に、その外側からどういう実装をすると堅牢になっていくかというものを実例としてコードにしながら説明をしていました。 その項目ひとつひとつに納得感と学びがありました。また、タイムゾーンを例に不具合のケースも出ていてまさにあるあるな話題でした。

そんな中、特に印象に残ったのは「SimpleとEasyをまぜない」という話。なるほど、と思いました。シンプルであることと簡単であることは別物で、設計を考える上で重要な視点だと感じました。 私自身まだすぐ混ぜてしまいそうな気がしたので、これを機に意識しようと思います。


ここで、最初のセッションに意識を戻すと、ものを作る前にも複雑にしない、ものを作ったときにどの段階でどのように堅牢にし、いずれも品質高く開発が進められるかという学びを得られました。

私自身QAエンジニア・EM・スクラムマスターとして常に同じようなことを考えて過ごしていますが、各ロールで実践している、意識していることが品質を高くしていることにつながるかということを考えさせられます。

セッション中に、そういう各ロールの品質に対する考えと工夫みたいなイベントあるといいなーって思いました。

「10分以内に機能を消せる状態」の実現のためにやっていること by おぎ

fortee.jp

このセッションも入室が遅れてしまって、最後の最後だけ聴いてしまいました。
しかもFeature Flags(Feature Toggle)の話をされていて、内容がかぶっているかも!どうしよう!と思って ちゃんと内容をきくために Ask the Speakerに突撃してしまいました。

ほんと不躾なお願いに快く対応してくださってありがとうございましたmm

内容は機能削除をするために Feature Flagsを入れたという話だったので内容は被っていませんでしたし、 削除だけに入れるって斬新かもしれないと思いました(その後、私たちも経験あるか・・・って思い直しました)

そして、機能入れるのにFeature Flagsないとまじで大変だよねって話で盛り上がりました。お話ししてくださってありがとうございました!

Design and implementation of "Markdown to Google Slides" by 小山健一郎

k1LoW/deck というマークダウンからGoogle Slidsに変換するOSSツールができるまでの話です。

私自身もdeckを使用しており、今回の発表にも使っていました。そのツールのできる物語を知れるということでとても興味深く拝聴しました。

登壇者のk1LoWとも元同僚で、彼はOSSツールを作るのが趣味で過去にもたくさんのOSSを出しています。
私は今までそれらのツールを使う機会を逃しており、今回のdeckを出したことでようやく使える!!と思って使っています。

登壇者が普段どういうモチベーションで作ることになったのかという背景の話が興味深かったです。 他には機能紹介とOSSらしく、コントリビューターの登場により、どのようにdeckの機能が変わっていったか、変わらない点などの話を聞くことができました。

OSSはいくつかの支援の方法がありますが、私はQAとして不具合や改善をIssue作りたいなーという気持ちがあります。 ただ、deckに関しては今の所issueを出すほど利用しきれていません。なぜならCursorを使うことであまり機能を深く理解せずに使用しているからです。

今回の発表では、deckのアーキテクチャーの話で、アーキテクチャーを知って、「なんか使いづらい部分が言語化できなかったのは構造を知らないからだなー」というお気持ちになりました。ツールを使う上で、その内部構造を理解することの重要性を感じました。

閉会式

なんといっても最後の 立ち上げたふたりの話がめちゃくちゃよかったです。

まじですごい。

PHPカンファレンス福岡は私の大好きなカンファレンスのひとつで、本当にぶれないホスピタリティの高さと何年たっても「すごい人」「えらい人」という雰囲気がまーーーーーーーったくしないakaseさんの凄さがすごい。(褒めてるように読めないな・・・ほんとにすごいのよ)

そういう人たちが立つことで、その周りのみんなも引っ張られて、ずっとかわらないよさが続けられてきたんだろうなーって思う。

その分気苦労とかたえなかっただろうなぁと思うこともあって、今回の10年で終わりという決断はさみしいけど、ほんとうに おつかれさまでしたでしかない。

私もその一員にしてくれて本当にありがとう。




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