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長女への労い

昨日に引き続き、小4の長女は小1の次女とうまく付き合えないでいる。

次女は、クレーンゲームで入手した新しいぬいぐるみでおままごとがしたくてたまらなくて、姉を動員しようと躍起になっていた。長女はもう精神年齢的に付き合ってられなくて、邪険に扱った。それを見咎めた妻がまた長女にガミガミネチネチと叱り飛ばしていた。

40分ほど続いた説教から解放されてヘトヘトになった長女が、私の部屋に来た。お母さんよくわからん、おんなじような話をちょっと言い方変えて延々と繰り返してるだけな気がする。よくわかってるじゃん娘よ。妻の話は大して中身がない。でも中身がなくて同じ話を延々としていると思われたくないからか、何かを言い換えたり、別の譬え話を持ってきたりして違う角度から詰っているような装いを繕ってるが結局同じ話なことが長女にもばれていたようだ。妻の気が治まるまで耐えるしかない不毛な時間なのだ。

「妹も姉のことを心配していたよ。自分のせいで姉が怒られてしまったって泣いてたんだ。それがかわいそうだし、そのせいで自分が姉に嫌われちゃうんじゃないかと心配していた。妹は姉のことが大好きなんだ。でもその伝え方がわかんないんだよね。自分の大好きなことを一緒にやったら姉も楽しいという考えしかまだないんだ。姉が精神的に大人になってしまって、妹の楽しい遊びがもうあまり楽しくなくなってきたということを、理解するにはまだ幼いんだ。そこは意地悪じゃないからわかってあげてくれる。」

「妹が姉のことを大好きなのも、一年生の中でも勉強できて話し上手で人気者なのは、姉がたくさん遊んでくれて、たくさん話をしてくれて、たくさんお世話したからだよ。姉がここまで妹を育てたんだよ。そのことは自信を持って。いつも頑張ってるのを知ってるよ。本当に感謝している。ありがとう。」

気丈に振る舞っていた長女は、ボロボロと涙を流していた。これで少しは、妻の説教で傷ついた心が癒されると良いのだけれど。




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