以下の内容はhttps://un-deux-droit.hatenablog.com/entry/2025/07/21/115534より取得しました。


2025参院選 感想

今年の参院選は悩んだ挙句、選挙区は立民、比例はチームみらいを選んだ。

思考の巡りとしては以下のようになる。まずは選挙区。福岡選挙区は改選3。自公は論外として、参政党を阻止するためには、と考えたとき、消去法で立民か国民となる。自民はどうせ通ってしまうから、理想は立、国、自で3分の2の確保。自、立、でワンツーを固めた上で3番手を参、公、国で争う形と戦局を読んだ。

選挙区は自分の思想信条というより、限られた選択肢の中でどこが1番マシかという判断軸になる。例えばわたしがれいわの熱烈支持者だとして、客観的に考えて選挙区で3番手までに入る可能性は低い。死票になるくらいなら辛うじて組めそうな党の候補に投票する、ということが大切になる。その意味では選挙区でれいわや共産が立候補して野党の票を割るのは自己満足的にはいいのかもしれんが愚策でしかない。野党はこういう判断や調整を県ごとの選対でやり、戦略を共有し、候補者の絞り込みや応援協力をしあうべきなのだ。しかし過去の選挙でそれがうまくいかず、今の乱立状態を野放しにしている。立民が候補者を下げなかったり、国民が共産を毛嫌いしすぎたり。野党が現行選挙制度をうまく使いこなせていないことはこの国の不幸である。

今回の福岡選挙区はそれが最悪な形の結果を招いた。自、参、公の当選。国、立ともに落選。れいわ、共産、チームみらいに流れた26万票をかき集めたらこんなことにはならなかった。

今回の立民福岡県連のやる気のなさには失望している。最も中途半端な戦いだった。高齢の現職を追認するだけで、死に物狂いで選挙活動するでもなく、新人に若返りをするでもなく、かといって国民に席を譲るでもなかった。結果、劣勢なはずの公明に議席を明け渡すことになった。せめて4番手は死守すべきところを国民に取られてしまった。政権交代を狙っているのではなく、野党第一党の地位にとどまっていたいだけだと揶揄されてしまうのも仕方がないのではないか。リベラルらしいリベラルの受け皿たる政党が存在しないことは本当にかなしい。

続いて比例。こちらはチームみらいに投票した。1議席で変わる未来、というものがなんなのかに興味が湧いた。オードリー・タンのPLURALITYをちょうど読んでいたところでもあり、オードリー・タン的な人材が政界に進出することでAI政策や活用がマトモな知見のある人物の影響を受けて進められることに期待した。AI分野は超党派でいかなければならない。リベラルの受け皿としてもっとも価値観の近い社民党も検討したが、効果の点から今回はチームみらいに。政党助成金を得てしっかりとした運営基盤を確立してもらいたい。(だからこそ選挙区には立候補せず比例一本で戦ってほしかった。)

最後に、国民民主党をなぜリベラルの受け皿としてみなしていないかという点だけ補足。個人的には榛葉幹事長推しではある。人の心を掴む、求心力という意味ではなかなかの傑物と思っている。ただ支持母体が連合なのだ。連合は労働組合の全国組織で、加盟している組織はほとんどが大手企業になる。つまりは経団連の裏面である。下請け業者や中小企業、非正規雇用の賃上げをされたら自分たちの取り分が減ってしまう団体なのだ。労働者の味方のふりをしておきながら、「ただし自分達の労働条件を上回らない限りにおいて」という但し書きを捨てられない矛盾を背負っている。格差を露骨に容認するわけではないにしても、格差があるおかげで豊かな生活を享受している人々の集まりなので、この点の公平性を突く政策の是非については沈黙してしまうだろう。現にかつて小泉政権時代に派遣雇用が拡大していったときに、連合は表立って反対はしなかった。それが自分たち正社員の賃金を構造的に保全するための調整弁になるとわかっていたからだ。その共犯関係にある団体が支持母体である以上、本当の意味でのリベラルな政策実行力を期待できない。この点が支持しかねる一番の理由。断じて不倫のせいではない。

その点では同じ支持母体の連合ではあるものの、自治体職員や教員、中小企業etc...から議員を選出している立憲民主党にもう少し頑張ってもらいたいのだが、旧社会党右派から自民党左派まで実に幅広い価値観の受け皿になってしまったために中心軸がいまだに定まっていないように見受けられる。枝野時代は共産党と共闘していたのに、野田になってからは自民とも連立しかねない。まあこれは石破政権であるうちは仕方がないのかもしれないが。。とにかくわかりずらいので価値観の近いもの同士で結党しておくれ。

それにしても、貧困から脱却したいだけだったのに、いつのまにか投獄の心配をしなければならない時代まで逆戻りするとは思わなんだった。まったく、どうかしてるぜ。




以上の内容はhttps://un-deux-droit.hatenablog.com/entry/2025/07/21/115534より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14