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生成AIとの緩やかな距離感

昨日、初めてGensparkという生成AIを使ってみた。
数日前に顧客との打ち合わせで作成した研修カリキュラムがあるのだが、サクッと一枚物の紹介資料にならないかなと淡い期待を持ったのだ。

書き殴ったプロットを流し込んだところ、テキストから類推してか、頼んでもいない情報を盛り込んだ12枚のパワポができあがった。どうやら研修の投影資料を勝手に作ってくれたようだ。用途と違うものだし、ダウンロードすると縦長の資料になったし、無料版だと1回分しか生成してくれないので指示を間違うと翌日まで待つ必要があるから常用には向かないけれど、すごいということは良くわかった。こういうサービスの有料版を気前良く従業員に配布できる会社は伸びるだろうなと思った。残念ながら自分の勤め先はそういう先見の明がないし、私も自腹で自己投資するほど意識高くもないので、今後も引き続き類人猿として行きていくことにする。

自分がちょろっと生成AIを触ってみての感想としては、

・自分がすでに思いついているものを効率的に具現化してくれるものではある。(EXCEL、パワポなどへの資料化、知りたいことの情報収集と要約)
・自分が思いついてないものを代わりに思いついてくれるものではない。(アイディアの結晶化はしてくれない)
・しかし生成AIの持ち上げられ方は、さも後者の価値をもたらしてくれるような、打ち出の小槌感あるミスリードを意図的にしているように映る(そのほうが大衆を釣れるからだろう。
・本当は生成AIで浮いた時間を自己研鑽に当てる必要があって、そこは結局時間をじっくりかけなきゃならない。
・生成AIの力を借りて自己研鑽するにせよ、興味を持てないものが興味あるものに変わるわけでもないし、センス無いものがセンスあるものになるわけでもない。世界は一変しない。
・才能があってインプットアウトプットに全集中したい人にとっては貴重な時間を圧縮してくれるので魔法の価値があるけど、才能無い人間には無用の長物。しょぼいアイディア、しょぼい文章、しょぼい計算しか生成できない人間には持ち腐れとなる。
・オリジナリティに自信があってどんなものでも自分色に調理できる人にとっては「大喜利のお題」を自動生成してくれる。その意味においてはアイディアの想起にも使えるけど結局それは使い手の才能ありき。(その意味で小説家が部分的にAI使うのを私は肯定する)
・私は既に自由に処分できる時間をある程度手に入れているので喫で、存分にインプットを楽しめば良い。
・アウトプットそのものを自分でやるプロセス自体が創造性の鍛錬だし、それ自体が楽しいので何でも時間圧縮すればいいってもんでもない。時間が許すならあえて自作も良し。(プラモづくり、編み物、釣りが趣味になるように)

こんなところかな。

自分が生成AI使いこなせるようになるより、使いこなせる人が自分のためにその能力を気前よく使ってくれるような価値のある人間になる方を選びたい。自らを道具化することなく、その使用目的となる存在でありたい。




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