本調子とは言えないものの、なんとかそつなく日々を過ごせる最低限の健康状態にはなってきた。
そんな矢先の東京出張にいま来ている。社員総会なので致し方ない。しんどいなぁ。
今期の振り返りと来期に向けた意識合わせ、一体感の醸成が狙いだと思うが、ここ数年まともに機能したことがなく、実質的な意味のない集まりになっている。そのことが気を塞がせる要因だ。
機能をしない、と評価するのは、まともに振り返りができないことに起因する。まずは、会長の鳴物入りで始めた新規事業の大爆死。営業にノルマを課して2年間も販売を続けているのに1000万の売り上げにもなっていない。そもそもマネタイズの設計がほとんどなされていないし、プロダクト自体も非常に質の悪いものになっていて社内外の評判が悪い。無料版を見切り発車で突っ込んだものの無料でもありがたがって使う顧客がほとんどいないのに有料版に切り替える顧客は現れない。そんなものに億単位の金を投じ、開発メンバーを10数人採用した。金額の詳細は求めても明かされないし、改善要望も聞き入れない。売れないのは営業のあり方のせいだの一点張りで、大赤字の責任を取ることもなければ芳しい改善策が提示されたわけでもないのに、来年も事業継続することだけが決まっている。
これだけでも会社がまともに機能していないと断定しでいいくらいだが、それに加えて期中に導入した内製のグループウエアが大変使いにくい。動作が遅い、登録が反映されない、データが消える、接続がしばしば切れる、と、システムの基本的な要件を満たしていない。これもまた会長のゴリ押しで進めたもので、現場の事務効率悪化とストレスが尋常でない。システムが信用ならないので各々teamsや手帳(紙)の管理で自衛している。平成か昭和末期に遡ったような感覚だ。
さらには人事制度評価制度組織改変など現場の都合や意見を伺う素振りすら見せずに毎年ガチャガチャと掻き回してくる。毎年違うチームで毎年違う上司に毎年違う評価制度で評価されるのだ。気が狂っている。
会長がこんな狼藉を繰り返すことができるのは、株式を公開せずに会長が自社株の過半数を保有しているためだ。株主総会で責任を追及したり退陣を迫ったりすることができない。こういうバカなことができないようにするために所有と経営の分離という原則があるんだよなあ、、ととても勉強になる。愚かな権力者を排除する自浄作用が働かない。独裁が許されるのは賢人だけで、賢人なんてそうそういない。できるだけ権力を分散して相互に拘束しあうことが結果的に持続性ある組織運営につながる、という人類の叡智を当社にも導入したい。というか結局は株主の力が強すぎるから問題なんだよな。保有数上限や保有年限を法律で定めて強制的に代謝が行われるようにした方がいいわ。
そんなわけでなにも反省もせず役員報酬も一円も減額せず(むしろ増えてる)ごめんねの一言もないまま居直り続ける役員陣の戯言を聞き続ける茶番劇に明日は付き合わされる。これで赤字になってないのは本当に現場の社員が優秀で頑張り屋さんだからなのだが、それが経営陣の猛省を延期する結果になっているのだから手に負えない。いや、もうあそこまで人間が腐ってしまえば自らの力で変わることはないか。とっとと倒産させて強制終了をかけるしかない。それをせずに、また辞めもせずに延命に加担している時点で私も自らに対する加害者だ。