今週は仕事が忙しくてブログを書く気力が残らず、しばらく放置していた。わざわざブログを介さなくてもアウトプットの機会がわんさかあり、吐き出したいものが枯れていたからかもしれない。東京に出張へ行って新規顧客獲得の営業を重ね、本社の人間と交流を図り、来期の上司と喧嘩をし、後輩に飯を奢って話を聞き、提案書を書き、サービス拡張の企画を進め、部署のメンバー間の口論を仲裁した。頭も使ったし心も砕いた。興奮と緊張と怒りと憤りで眠りの浅い週だった。
断片的な記憶の中で最も印象に残っていることだけ、以下に記す。
東京出張の際にある後輩女性の営業に同行した。年齢は7つほど下だが、業界の知識に精通し、頭脳明晰、細部によく気がつき、心配りも完璧という非常に有望な人物だ。
ただ、彼女の最大の特徴はなんと言ってもその美貌にある。社内では文句なくダントツだし、街でもちょっと目を引くくらいのオーラがあるのだ。反面、性格はかなり情熱的で、体育会的な泥臭さと人情味溢れる一面を持っている。そんなところが私は個人的に気に入っているのだが、その内面の魅力については残念ながらあまり着目されることがない。まずはどうしてもその美貌にみな囚われる。
商談の後、彼女をランチに誘って近況を聞くと、会社から実績の割に評価をされていない、という不満をこぼした。管理職になってもっと規模の大きく難度の高い仕事を受け持ちたいのに、会社からそれを担える人材とにみなされていないのだ。
私が一連の話を聞いて理解したのは、「美しい女性は、仕事で成果を残してもその美貌のおかげと思われるので、常人よりよほど卓越した成績を残さないと実力とみなされない」ということ。みな美しいと愛でて目を保養させておきながら、いざ評価するときはその美貌を持って成果を割り引く。なんかありそうだなと思った。自分も、見た目が平凡な女性が管理職をやっていると実力があるんだなと思い、見た目が整っている女性が管理職をやっていると上に気に入られたんだろうなと無意識のうちに思っている。自分にもあるバイアスだからほんと気をつけようと思う。