
ULカトラリーって案外スルーしがち
登山においては昨今、ウルトラライトの流れが大流行していますが、流行に関わらず、装備は軽いに越したことはありません。
なかでも登山用のクッカーなんかはULキャンパーの皆さんからも注目されていて、一時期はトランギアのメスティンなんかはプレミア価格で取引されるほどになりました。
ただ、今も昔もカトラリー・・・箸やスプーン、フォークなんかはあまり注目されることもありません。
私もほとんど興味すらありませんでした。
だって、割り箸なら5g。コンビニで貰えるプラスプーンなら4gですよ。
しかも使い捨て出来る上に、割りばしなら緊急時に焚き付けとしても使用できるので、わざわざチタンだのなんだのと持っていく意味ないじゃん、と思っていました。
チタンスプーンの軽い物でも10gくらいはあるんですよね。
しかし、まったく別の角度から今回、スプーンを買う事になりました。
というのも、多くのトレイルランナーと同じく、私もカレー飯を食べるんです。
カレー飯、人気ですよね。
軽くて簡単に作れてカロリー有って収納性高くて・・なので、毎年OMMなんかでもカレー飯しか食わない、みたいな人が沢山います。
ちょっとストイック過ぎて私にはわけわかりませんが・・・。
ただ、カレー飯、食べた後にカップがめちゃくちゃ汚れるんです。
カレーなので当然ですが。
で、汚れるので。
ジップロックに直接お湯入れてカレー飯食べるおかしな奴らが山で増殖しているんですよね。
いやいやいや、おまえらおかしいだろ、と。
どんだけストイックなんだ、と。
私にはとてもそんな事出来ない・・。
それにだいたいみんな溢すんです、しかもテントの中で。
私の友人もテントの中でカレー飯こぼしてましたよ、OMMで。
そんなの最悪じゃないですか・・・・。
という事で別の解決策として考えたのが、急速に普及して、今や全家庭で使われていると思われるシリコン製のヘラです。
↑こういうやつ。
カレーとかシチューとかでもこそげ落とせるので、洗い物が楽になってとても良いんですよね。
こういうのの小さいやつ持っていけばカレーメシ食べてもカップをキレイに出来るから良いじゃん!と思って探してたんです。
そしたらね。
もっと良い物あった。しかもユニフレームから。
ユニフレーム FDシリコンスプーンレビュー
サイズ
使用時:約19.3cm収納時:約11.5cm
材質
本体:ナイロン・シリコーンゴム
ハンドル:ステンレス鋼
収納ケース:ナイロン
重量:約19g
耐熱温度:約200℃
耐冷温度:約-20℃
価格:1210円(税込)
シリコンのヘラとしても使える、収納性の高いスプーン。

いやいやいや、これでええやん!!!
あれ、しかもこれ・・・。
ちょっと思いついたことがあるので、速攻で購入しました。
まあ最後まで見ていって下さい。
まず見た目。

うーん、ダサイ。
チタンスプーンの様な、所有欲を持たすものではありません。
でもね、最近私思うんですが、実用性に振り切って見た目捨ててる商品って逆に格好よくありません??
お顔をキレイキレイにしている男よりも、背中がカッコいい男の方が私は惚れるわけですよ。
そんなスプーンよ、これは。どんなスプーンだ。
シリコン単体だと強度は出ないので、プラスチックをシリコンで覆っている、という商品ですね。

とりあえず重量を図りましょう。

19g。公称通りですね。
収納ケースを入れると33gです。

この収納ケース、正直言って使いづらいし重たいし汚れるし、なんのためにあるのかさっぱり分かりません。ただのナイロンなんですよ。
持っていく時はまあ良いとしても、使い終わったものを洗う事が出来ないことの多い山やキャンプ場で使う想定なのに、こんな汚れを吸うものにする意味が分からない。
しかも密閉されるわけでもない。
どういう想定ですか??
私には全く理解が出来ないケースでした。
すぐにゴミ箱にサヨウナラしました。
固定は二つのステンレス棒に渡しているバーをスライドさせて締める・・・というよくあるやつですね。


ということは。
そう。
外せます。

外すとなんと、重量11g!!!
耐久性の有るスプーンとしては最軽量級です。
こんなのチンチンじゃん、でおなじみのエバニューのチタンスプーンtimtimよりも長いのに、重量は1g少ないです。
ただ、ということは残念ながら、ULハイク界隈で人気のには入りません。

同じく人気の、には入ると言えば入る。

曲がってもいいなら平たく入れられますが、癖が付きそうではある。
シリコンってそういうところあるから。
実際にはこんな感じで収納すると思います。

実使用レビュー
ならぬを早速食べて、試してみました。
取っては外したままでも普通に食べられます。
舌触りも良い。
そして。



隅の隅まで完全に汚れをすくいきれます。
あとはお湯でも入れて少し回せばお湯も剥がせて、衛生的にも問題なさそうです。
もうこれでいいじゃん。
アルファ化米系と相性最高じゃん。
家でもこれだけでいい・・・というか、プリンとかカレーとか、食べた後のスプーンでそのまま隅まで掬い取れるので、楽で楽で仕方ないです。ずっとこれで良いかも。
まとめ
良い点
- スプーン兼シリコンヘラとして使える
- 11gと軽く出来る
- 安心のユニフレーム製
悪い点
- 少々値段が高い(1210円)
- 見た目が良くない
- ナイロンケースがダメダメ
正直なところ、こんなに軽くて小さくてシリコンヘラとして使えるスプーンというのは唯一無二なので、カレー飯食べる人は買わない理由がないんじゃないか、くらいに思います。
ティッシュで拭いている人とかいますが、そういう煩わしさからも解放されます。
水場で洗うクズとかも時々いますが、そういう事もしなくて済むようになるので、全登山者になんならオススメです!!




