以下の内容はhttps://ujimushisradjp.hatenablog.jp/entry/2025/10/09/212358より取得しました。


Julia言語 雑感(2025年10月)

はじめに

Julia言語うんぬんよりも漢直アドベントカレンダーをどうしようかの方に 意識が行っている本人ですが,今月も独断と偏見で選んだJulia言語に関するあれこれ, 紹介していきたいと思います。

2025年10月のTIOBE Index,Julia言語の順位は安定の30位

今月も先月と同じで,わりとどうでもいいTIOBE IndexのJulia言語の順位からの紹介です。 今月もJulia言語の順位は先月と変わらず30位です。Ratingも0.46%とほとんど先月と変化ありません。

私のコメントもほとんど変わってません…。

Perlが先月29位から今月12位に変化していたり,昔よく使われていた言語は急に順位が変化したりする傾向がありますが, Julia言語は利用人数が少ないながらも安定して利用されているのが分かる結果となっています。

Julia言語 v.1.12.0リリース

何気なくJulia Discourseを見ていると9月8の記事に, Julia v1.12.0 has been releasedと,ついに最新安定版v1.12.0がリリースされました。

で気になっていたLoopVectorization.jlの互換性問題ですが,久しぶりにレポジトリを見てみると最近かなりメンテナンスが実施されているらしく,これなら問題もないのでしょう。多分。やはりSciMLの影響力は大きそうです。

見かけ上は特に大きな修正はないと思うのですが,LLVMのバージョンが上がったりとかでリリース後数日は色々ありそうな気がします。

たまに不安定な状態でビルドされたバイナリとかが混ざったりするので,気をつけてアップデートする必要があるかと思います。 ここしばらくはv1.12に対応できていないパッケージの不調等が報告される可能性があるので,

1.111.12だとまたパッケージとかプリコンパイルが一斉に必要だったりすので,面倒臭いなぁと思っている今日この頃です。

Julia言語推しクラウドファンディング。不調

先月紹介したプログラム開発の効率化で科学の発展を加速する!という Julia言語推しでのクラウドファンディング,この日記を書いている時点では達成率38%とかなり不調です。 とかいいながら書いている途中で40%を超えました。

自分が少し気になったのはacademist Prize 第5期で, 活動報告を一つも書いていないプロジェクトは2つしかなく,その2つのプロジェクトに Julia言語推しプロジェクトが含まれるというところです。

Julia言語推しユーザーのケチさや金欠さをみくびっているとか, Julia言語は優秀なプログラミング言語だから,すぐ支持が集まるだろうとか そういう楽観というか油断が感じられます。

日本国内では「Julia言語は不遇な言語」というのは,ごまふあざらしさんを見てて思うことです。

先月終わりぐらいにJuliaCon 2025の移動中に起きた不幸の数々を紹介し, 「さらに私達を不幸にさせる気ですか!!」と熱っぽくお涙ちょうだい的に語れば Julia言語ユーザー以外の優しい方々の心にぐっと刺さると思うのです…

まぁこれも楽観的な妄想でしかありませんねきっと。

まぁ若くて才能のあるタレントの方々なので, 今回の結果を教訓としてこれからいっぱい活躍するでしょう。きっと。

なお,出資者のコメントにごまふあざらしさんのお名前もあるようです。

Pythonの方がreplaceが速い

Julia Discourseの記事で Python’s replace faster than Julia’s replace? と,文字列のreplacePythonの方がJulia言語より処理速度が速い,というものです。

まぁこれはPythonの方が明らかに速く処理できて当たり前なのですが,色々「改善すべき」とか言ってるJulia言語ユーザーがいますね。

これは, Pythonの場合,今回replaceする文字列はfoxbusと同じ文字数なので,文字列中の文字を入れ換えているだけで, 新規にメモリ領域を確保しないので素早く処理が終了します。 しかし,Julia言語は文字列を加工する時いちいち文字列を生成し直す仕様(全般的に)なので,Pythonよりずっと遅くなります。

ただ,元の文字列より長い文字列に置き換えたりすると,その時間差は小さくなったりします。

ですので,皆さんも文字列生成処理はPythonの方を使って下さい。

とは言うもののそれぞれの言語に適性があって,例えばテキストファイルを一度に読み込んで, カンマ区切りで文字列を抽出するとかの処理の場合は,Julia言語のSubStringという仕組みのおかげ でそこそこ速かったりします。

JuliaJunctionはJulia言語ユーザーに評判悪い?

先日紹介したJuliaJunctionというJulia言語専用のIDEですが, redditのNew Julia IDEの一連の会話を見ると, どうも評判が悪いみたいです。

「ソースが公開されていない」「Windows版しかない」ことを酷評している人が多いようです。

ただ,この辺りはredditを利用しているJulia言語特有の文化的なものも関係していて, 一般的なJulia言語ユーザーとは違うのかもしれませんが,先行きがどうなるのか興味があるところです。

JuliaHub September 2025 Newsletter

先月9月17日にJuliaHubのニュースレターが発行されています。

これを見ると,自分がチェックしていないJuliaDispatchのポッドキャストの新作が出ていますねぇ。

まぁ全然余裕がなかったので仕方ないのですが。

まとめ

といいつつまとめる気もありませんが,今月はこれぐらいにしようかと思います。

後3ヵ月ぐらいはJulia言語に対しておざなり対応な感じになるでしょうが, 見ている人は少ないので(といっても最近少し見ている人が増えているような兆候もあります…)特に影響はないでしょう。

それではまた来月。

追記: JuliaTokai #23 2025年11月8日(土)開催

うっかり見過ごしていましたが,11月8日(土)にJulia Tokai #23が開催されるようです。

Julia言語の行動規範が守れる方は私のようなひねくれた人間になる前に,ぜひとも参加してJulia言語の良さを伝えていって欲しいですね。

なお,同日は私は行こう行こうと思ってまだ一回も行けていないKOF 2025に参加してみようかと思っています。前身の関西オープンソース2013では(自分の心の中では)伝説の漢直しようぜ!があったのですが,この時休日は子守り中で(というか今でも大体子供の昼ご飯作ってますが)全然イベントに参加できてませんでした。

ただ,完全手作りイベントで,当日まで何をやるか分からないのでどうしようかなぁと思っているところです。

Julia言語v1.13 機能フリーズ [2025-10-17 追記]

Julia Discourseの記事の情報によると,バージョン1.13の機能フリーズが10月27日に実施されるようです。

この日以降は新しい機能が追加されることはないのですが,一般人にはあまり関係のない情報かもしれません。

This month in Julia world 2025年9月 [2025-10-17 追記]

This month in Julia world 2025年9月の記事が投稿されています。この日記より内容が充実しているのでぜひご覧下さい。

プリコンパイルの時間がv1.12で増大 [2025-10-17 追記]

Julia Discourseの記事の内容です。v1.12のプレビュー版からプリコンパイルに時間がかかることが懸念されていましたが,正式リリース版でもやっぱり時間がかかるよね,といった内容です。

このプリコンパイルはたまに使うと本当に待たされることが多いので,私のように まず出社するとプリコンパイルを走らせるようなやからではなければ,非常に影響は大きいのではないかと思います。

ごくたまにしか使わない人はJulia言語から離れていきそうな感じの内容です。

動作時間が極端に遅くなる訳ではないのですが,たまにしか実行させない人には大きな影響かもしれません。

JuliaLang Japn 2025 2025年12月13日(土)東京科学大 大岡山キャンパスで開催[追記: 2025-10-18]

ごまふあざらしさんによる次のXのポストによると,

  • 日程: 2025年12月13日(土)
  • 会場: 東京科学大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区)
  • 概要: 日本最大のJulia言語の研究会として研究発表・実務事例等を予定

とのことです。

今後の詳細情報を得るためにJuliaLangJaのDiscordに参加せよとのことです。

Julia言語のコミュニティ規約を守れる方はぜひとも参加してみては?

個人的には何でもう2ヵ月もない今になって日本最大のJulia言語イベントの告知があるのかが理解できないです。これって日本のJulia言語ユーザーは2か月弱でも用意できるぐらい少なく熱意もあまりないっていうこと?

というかDoscordに参加せよ,っていうことはUjimushiには聞かせたくないことが色々あるということ。いわゆるクローズドなイベントなんですね。

なるほど。それなら個人的にはすごく納得できたかも。 Julia言語のコミュニティ規約が守れない人には聞かせたくない話がたくさんあるようですね。

[2025-10-21 追記] JuliaLang Japan 2025 — Sat, Dec 13, 2025 (Tokyo)という案内がJulia Discourseに投稿されていました。 リプライ0なのが少し気持ち悪いです。

自分は勘違いしていましたが,このJuliaLang Japan 2025はJulia言語を使った研究発表会的なものなので,JuliaTokaiのように何でもカモンな集まりとかよりは参加するのにハードルは高そうです。

[2025-10-25 追記] 最終的にはJuliaLang Japan 2025が正式案内っぽいですね。最終的にはライトニングトーク中心?の構成になったようです。まぁLTだけなら運営側はそんなに準備いらんし~というところでしょうか。

実名で活動していないので参加登録は難しいですし,おそらくノルマの漢直アドベントカレンダーのネタを書いているタイミングだし,何より家事せんとあかんしという感じです。

Julia言語 v.1.12.1リリース[追記; 2025-10-22]

Julia Discourseの記事によると,10月18日にJulia v1.12.1がリリースされました。

もうリリースされてから数日経っているので問題ありませんが,機械的にリリースされて中途半端ビルドがアップされることもごくたまにあるので,特にtest periodの記事から数日後,discourseでリリース宣言があるまでは注意が必要かと思います。




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