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ある漢直ユーザーの独り言

はじめに

ある新配列系ユーザーさんのblogから参照されたりして,ちょこちょこ読まれたりすることも多くなってきたこの日記。

漢直を利用している人に対して興味を持っている方も少ないながらいるようなので,ここで一つお気持ち表明しておきたいと思います。なのでこの項の内容は 主観100%。客観性のカケラもない内容だということにご注意いただきたいと思います。

と書いている途中で今年の漢直アドカレに参加表明する人がいたりして, 少し責任を感じている今日この頃。本当にちゃんと主催できるかなぁと不安でいっぱいです。

漢直アドベントカレンダー主催宣言してから5ヵ月経つのですが, 個人的には全然ネタが集まっていません。

とりあえずまずはネットで古い情報を集めて何とか読めるものを用意できればと思います。 後はmozc(Google日本語入力)周りで漢直をやる方法に関して色々考えていることとか の話ができればとか。

私の漢直ユーザーとしての特徴

一人の漢直ユーザーとして自分を表現するなら「怠惰系T-codeユーザー」ということになるかと思います。

ネットで見られる漢直ユーザーの特徴として「自分で作る意識高い系」が多いということです。 KanchokuWSでおなじみの岡さんとか, MacTcodeを公開中の前田さんとか, あとはgithubのkanchokuとか見ても,大体自分で使うIMEを自作している人がほとんどで, また,ネットでは現れない漢直ユーザーの人も運指をカスタマイズしている人がほとんどと思います。

しかし,自分は漢直を使い始めて25年近くなるのですが,一度もT-codeの運指をカスタマイズしたことがありません。 ありの~♪ままの~♪という感じですね。

また,IMEの自作もしていません。Emacsでの漢直環境実装tc.elも「バージョンアップで動かなければ対応」 するぐらい。補完の環境は作っていますがそれもtc.elの補完部分のコードが理解できず,修正できないからしょうがなく,という感じです。

また,無連想漢字直接入力の二大元祖「T-codeとTUT-code」も1:3の割合ぐらいでおそらくTUT-codeの方が多いのではないか と思います。TUT-codeはカスタマイズしてしまえば大体どの漢字も直接入力できますが, T-codeは補助的なツールなしにはなかなか実用的な入力はできないのではと想像しています。

また,個人的に単純な方法を好みます。T-codeは40キーの2打での入力固定,運指表もまだ何とか見られるのですが, TUT-codeの2打3打まぜこぜや他の漢直の運指表は見ても正直よく分からないです。読もうとする気にもならない。

こういう「怠惰系な漢直ユーザー」が私なのです。

漢直に対する考え方

自分が漢直を使う理由

自分が漢直を使い始めたのは,多分 「他人と違うことがしたかったから」 これに尽きると思います。

実際にT-codeを使い始めると,平仮名の入力コスト(打鍵数)はローマ字に対して体感1.5倍,カナ入力に対しておよそ2倍になります。 漢字についても自分が普段使ってい漢字はかなり速く入力できるようになりますが,使わない漢字はとことん覚えられません。 岡さんとか「1,000字覚えないと実用にならない」とかおっしゃってましたが,自分は普段入力している漢字の種類が少ないのでとことん漢字を覚えられず実用的に入力できる漢字数はおそらく600字ぐらいではないかと思います。

なんせ,T-codeの運指表にはひらがな・カタカナだけでも100字以上(デタラメ運指)ありますし…使い始めの時はひらがなを1ヵ月で覚えて, ローマ字入力の2倍以上かけて漢字に変換して利用していました。 今でも「ゐ」と「ゑ」は覚えていません。というか覚えようともしていませんでした。

今運指を確認して覚えた。多分。

以上のようなこともあり,他人に漢直を勧めるような事はありません。 自分が変な事をしている自覚もあります。「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」よろしく, 「自分の考えたりやったりしている事に全く自信がない」ということに関しては絶対の自信があります。

漢直を使っていない人で 漢直にはロマンがある とネットでつぶやく方をたまに見かけます。 そう。入力の実用性やスピードではなく ロマン 。今ではやや死語化している「ロマン」。 おそらくそれが漢直だと言って過言ではないでしょう。

自分が思う漢直とは?

自分が思うに漢直は「書き言葉」,ローマ字入力やカナ入力は「話し言葉」ではないかと感じます。 なので,IMEの能力が向上した今,ローマ字入力やカナ入力の方が漢直よりも速いのはある意味正しいかと思います。

漢直入力をしていると実際に手書きで書いているのと同様,文字選択のタイムラグがローマ字・カナ入力よりあります。

また,自分は子供の頃から「シーケンシャル」に文を書くのが苦手,つまり頭から終わりまで変更なく文章を書くことができず, パソコンで入力する時でも,述語から書いて,途中書いて,主語書いて,補足のフレーズ入れて…みたいな書き方を するので,文章を書くのが非常に遅いです。

この時に重要になるのは部分的に修正,追加が可能かどうか?これについては漢直は非常に向いていると思います。 こういうダイレクトな修正能力の高さは漢直ならではと思います。

後,T-codeに関しては「手の体操」的なところがあります。特にqwertyローマ字入力とかだと限られたキーしか使いませんが, T-codeは4段のキーを色々な組み合わせで入力します。ローマ字入力では使わない運指とかいっぱいです。 TUT-codeとかが3段しか使わないのとは対照的で,まぁ個人的にはボケ防止といったところでしょうか?

漢直ではIMEの変換のようにキー入力のみで文字が「一意に決まる」ので,考えている内容を文章にする時には画面を見ないでも入力することが可能です。 いつもではありませんが,私も時々画面と違うところを見ながらとか,目を閉じて入力したりとかします。

ただ会社だと変な人と思われるかもしれないので,周りに人がたくさんいる環境ではあまりやっていないかもですね…

漢直ユーザーとして

他の漢直ユーザーがネットで「漢字は直接入力するものだ」と主張していることがありますが, 個人的には,特に最近になって「まぁ入力できなきゃ変換すればいいかぁ」とか思う気持ちが強くなってきました。

というのは日本語は漢字の一連の並びは英語よりかなり限定されていて, 変換に対して一部の漢字が直接入力できることはかなり優利に働くではと感じているからです。

そういう意味では他の漢直ユーザーから香る「漢直ユーザーとして漢字は直接入力してナンボ」 的な誇りなんてものは全くありません。

なんてったって20年以上匿名自虐アカ利用者ですから。むしろMozcのユーザー辞書に漢字が使えるようになったことから どうやってヘンテコリンな変換を提案してやろうかとあれこれ考えているぐらいです。

また,そのアイデアを2025年の漢直アドベントカレンダーにでも紹介できればと思います。




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