先月に引き続き自分の情報収集の範囲でつぶやき, また陰キャ・ミーハー系Julia言語ユーサーの立場から, 独断と偏見に満ちたポジショントークを繰り広げるJulia言語雑感を, ざっくりと書いてみたいと思います。
JuliaCon 2024開催
JuliaCon2024が7月9日からオランダのPSV Satium(Venue) で開催されます。過去にサーカーの堂安律選手も所属したことのあるPSVのホームみたいです。
昨年のJuliaCon2023ほど日本での盛り上がりに欠けるのは円安の影響でしょうか?
昨年は日本からの発表者もあり,新型コロナウィルス感染症による制限明けというのもあってかなり盛り上がっていた 記憶があります。
追記
Speakerの一覧を見ると,Shuhei Kadowakiさんが Keno Fischerさんとペアで「Julia Compiler Secrets - Static Analysis」という題名で 講演されるようですね。
Juliaのコアの高速化の部分を開発されている方で,とても足を向けては寝られませんね。
2024 Julia User & Developer Survery
後,今年も2024 Julia User & Developer Survery が実施されたのですが,6月の最初の方に始まり,6月17日までといつもより期間が短く, 日本からの回答者はともかく,世界中の回答者もかなり少なかったのではないかと推測されます。
このアンケート結果は例年JuliaCon の中で発表されます。
昨年2023年の結果も公回されています。
面白いのは,2022年にその当時twitter上で誰か呼びかけた影響で日本在住ユーサーの割合が 一時的に上がっているところです。
ただ,使用者の在住場所の統計はまだ始まって4年ということで,もう数年経たないと 正確なところはよく分からないかもしれません。
この統計の結果,詳しく見ると面白いので,ぜひ2023年の結果の方も確認してみて下さい。
ネット上のJulia言語ユーザーはアグレッシブ?
x.com(日本語系)のJulia言語批判に対するJulia言語ユーザーのやり取りとか,過去の日記でも
言及したYAML.jlの件とか,
わりとネットで検索する限りでは好戦的な方が多い印象です。
でも,上記は結局ネット上で目立つだけで本当の日本のJulia言語ユーザーの実体は Julia言語の公式ドキュメント で大体何でもできるからネット情報を見る必要がない,とかいうことかもしれないかも,とも思います。
最初は本当に公式ドキュメントだけで大体何でもできて, こっそり追加されているAPIもあるので公式ドキュメントは時々読み返さないといけないと思う今日この頃です。
また,ごく私見になるのですが日本だけでなく世界的にもそんな感じで,
Plots.jlのイシューとか見ると,自分が使ってうまくいかなければ,
大した情報も書かずに平気で自分でbugのタグを追加するようなユーザーばかりで,
陰キャな私としては心苦しいです。
私の偏見でいうと,ネット上のJulia言語ユーザーは数学者,教育者,研究者の割合が多くて 「不具合を見つけたら何が原因でどうやったら直るか?を報告しようとする」昔気質の フリーソフトユーザーの絶対数が少ない気がします。
まぁそれも時代の流れですかね。
最近個人的に利用しているJulia言語情報収集サイト
「自分で書くコードは最小限に」というポリシーもあって,最近は LibHunt(Julia)でライブラリを探す毎日です。
また,何か試してこの日記でも紹介できればとも思います。
私がJulia言語を使う理由
今使っている理由としては何でしょうかね。次のような感じでしょうか?
- 自分のコードはなるべく短く書きたい
- タブ整形を強制するプログラミング言語への拒否感
- 修正しやすいのでスクリプト言語的なものがよい
- 「プログラミング環境」としての利用に適している
- メジャー言語ではない
- ただ単に他のプログラミング言語より肌に合う
Emacsをずっと立ち上げているような人間なので,「環境」として使えるものを好みます。 Julia言語の場合,環境構築をJulia言語自身で記述できるのがいいですね。 一発目の環境構築は本当に楽です。
Pythonの場合Linux系OSではOS用としてもインストール済みのことが多いので, 独自のクリーンな環境ってノウハウが必要な面もあるかな?と思います。
個人的にはその場でちょっとした関数を作ってシェルの代わりに使うような感じで 利用することも多いです。数学的な分析用ライブラリが揃っているので 仕事のデータ分析には重宝しています。
ポジショントーク
個人的には「国内でのJulia言語のユーザーはあと10年ぐらいは増えないでほしい」と思っています。
仕事でのデータ分析技術をほぼJulia言語の能力に依存しているので, このまま社内でそのポジションを維持したいです。
また,1年に1回ぐらいJuila言語のライブラリにイシュー
例1,例2
を投げたり,Plots.jlのドキュメント化されていないことを試した結果をこの日記にこそこそ
書き綴ったりしながら地味に暮らしていきたいです。