今回の内容は私がMacを持ってないのでMacの挙動は多分違うと思います。あしからず。
今から記述することはあくまで自分が試して推定している内容なので,話半分で聞いて欲しい内容 です。
どうもGRのバックエンド(ただし,Linux,Windowsの場合)には「見つからないフォントが指定されると,とりあえずOS標準のフォントで表示する」という挙動があるようなふしが見受けられます。
ということは,何かOSに存在しないフォントを指定するとOSデフォルトのフォントで表示する, むしろOSにないフォントを指定した方が表示可能な文字が増える可能性がある訳です。
Windowsで試してみた例を次に示します。

GRのデフォルトのフォントでは日本語は表示できません。
次にOSにhogehogeフォントはありませんが無理矢理指定すると何故か日本語はしっかり表示されています。
ただし,この状態では正常にフォントのグリフを取得できないためpngでは保存できません。
svgはコードさえ合っていればOKなのでこの状態でも大丈夫です。
今までGRバックエンドである特定のフォントを指定すると日本語が表示されたというのは, 実はこの挙動が原因の可能性があります。
怖いですねぇ…
なお,このblogでは今のとこの次のようなPlots.jlのGRバックエンドのフォント周りの記事を揃えているので参考にして下さい。 (ただしLinux, Windowsユーザー向け)
- Julia言語のPlotsのGRバックエンドでttcフォントを使う方法
legend_font_family(Plots.jl(GR))- Plots.jlのGRバックエンド用フォントパッチ(Windows用)
- Plots.jlのGRバックエンド用フォントパッチ(Linux用)
- Plots.jlのGRバックエンド(@ubuntu)で絵文字を表示する
2025-01-18 著者追記
Plots.jlのGRバックエンドでフォントをインストールせず日本語・絵文字を利用するの記事の内容の通り,Plots.jlを魔改造せずにttcフォントを利用可能な PlotsGRBackendFontJaEmoji.jlというパッケージを公開しました。 興味があれば利用してみて下さい。