Claude Code 開発者 Boris Cherny 氏が共有する10個の Tips が話題になったのでメモ
I'm Boris and I created Claude Code. I wanted to quickly share a few tips for using Claude Code, sourced directly from the Claude Code team. The way the team uses Claude is different than how I use it. Remember: there is no one right way to use Claude Code -- everyones' setup is…
— Boris Cherny (@bcherny) 2026年1月31日
Claude Code チームから集めた10個の Tips ではあるが、チームメンバーそれぞれの使い方は異なり、「正解」は一つではないという前提で、実践的なテクニックが紹介している
1. 並列作業を最大化する
Git worktrees を使って 3〜5 個のセッションを同時に実行する。 これがチームからの一番の生産性向上 Tips。
# worktree を作成 git worktree add ../project-feature-a feature-a git worktree add ../project-feature-b feature-b git worktree add ../project-analysis main
実践的なセットアップ
- worktree に名前を付け、シェルエイリアス(
za,zb,zc)で瞬時に切り替え - 分析専用の worktree を用意し、ログ確認や BigQuery 実行に使用
- Claude Desktop アプリには worktree のネイティブサポートが組み込まれている
参考: Run parallel Claude Code sessions with git worktrees
2. 複雑なタスクは Plan Mode から始める
計画に全力を注げば、Claude が実装を一発で仕上げてくれる
チームの実践方法
- ダブル Claude 戦略: 1つ目の Claude に計画を書かせ、2つ目の Claude がスタッフエンジニアとしてレビュー
- 軌道修正: 何かがうまくいかなくなったら、すぐに Plan Mode に戻って再計画。無理に push し続けない
- 検証にも Plan Mode: 実装だけでなく、検証ステップでも明示的に Plan Mode を指示
3. CLAUDE.md に投資する
間違いを修正したら、必ずこう伝える:
"Update your CLAUDE.md so you don't make that mistake again."
Claude は自分自身のためのルールを書くのが驚くほど上手い。
ベストプラクティス
- CLAUDE.md を継続的に編集し、Claude のミス率が測定可能なレベルで下がるまで改善を続ける
- タスク/プロジェクトごとに notes ディレクトリを維持させ、PR ごとに更新。CLAUDE.md からそのディレクトリを参照
4. 独自のスキルを作成して Git にコミット
プロジェクトを跨いで再利用可能なスキルを構築する。
チームからの Tips
| ユースケース | スキル/コマンド例 |
|---|---|
| 日常的な作業 | 1日に1回以上やることはスキル化 |
| 技術的負債 | /techdebt コマンドでセッション終了時に重複コードを検出・削除 |
| コンテキスト同期 | Slack、GDrive、Asana、GitHub の7日分を1つのコンテキストにまとめるコマンド |
| データエンジニアリング | dbt モデルの作成、コードレビュー、dev 環境でのテストを行うエージェント |
5. バグ修正は Claude に任せる
実践的なワークフロー
# Slack MCP を有効化して、バグスレッドを貼り付けるだけ "fix" # CI テストの修正 "Go fix the failing CI tests." # 分散システムのトラブルシュート "Check the docker logs and fix the issue"
コンテキストスイッチングをゼロに
「どうやって」は指示せず、結果だけを求める
6. プロンプティングをレベルアップ
a. Claude に挑戦させる
"Grill me on these changes and don't make a PR until I pass your test."
Claude をレビュアーとして使う。または:
"Prove to me this works"
main ブランチと feature ブランチの振る舞いの差分を Claude に示させる
b. より良い解決策を求める
中途半端な修正の後に:
"Knowing everything you know now, scrap this and implement the elegant solution"
c. 詳細な仕様を書く
作業を渡す前に曖昧さを減らす
具体的であればあるほど、出力の質が上がる
7. ターミナル環境のセットアップ
推奨ツール
Ghostty がチームで人気
理由:
生産性向上のセットアップ
| 設定 | 効果 |
|---|---|
/statusline |
コンテキスト使用量と現在の Git ブランチを常に表示 |
| ターミナルタブの色分け・命名 | タスク/worktree ごとに識別しやすく(tmux 使用も可) |
| 音声入力 | タイピングの3倍速。プロンプトがより詳細に(macOS: fn キーを2回押し) |
8. サブエージェントを活用する
a. 計算リソースを増やす
リクエストの末尾に追加:
"use subagents"
より多くの計算リソースを問題に投入したい場合に有効
b. コンテキストウィンドウをクリーンに保つ
個別のタスクをサブエージェントにオフロードし、メインエージェントのコンテキストを集中させる
c. 権限リクエストの自動化
Hook を使って権限リクエストを Opus 4.5 にルーティング
安全なものは自動承認
9. データ分析に Claude を使う
# BigQuery CLI を使った分析 "Use bq CLI to pull the metrics for last week's user signups"
チームは BigQuery スキルをコードベースにコミットしており、全員が Claude Code 内で直接分析クエリを実行している
Boris 本人は6ヶ月以上 SQL を1行も書いていないとのこと
CLI、MCP、API があるデータベースなら何でも対応可能
10. Claude で学習する
a. 出力スタイルを変更
/config で "Explanatory" または "Learning" 出力スタイルを有効化
Claude が変更の「なぜ」を説明してくれる
b. ビジュアルプレゼンテーションの生成
"Generate a visual HTML presentation explaining this unfamiliar code"
Claude は意外と良いスライドを作る
c. ASCII ダイアグラム
"Draw ASCII diagrams of this protocol/codebase to help me understand"
新しいプロトコルやコードベースの理解に有効
d. 間隔反復学習スキル
自分の理解を説明 → Claude がギャップを埋めるフォローアップ質問 → 結果を保存、という学習フローを構築