技術記事や開発メモを書く際、Markdown(.md)は欠かせないフォーマットです。 しかし、Windowsの右クリックメニューの【新規作成】には、標準でMarkdownファイルの選択肢がありません🥲
毎回エディタを起動して【名前を付けて保存】することも、【新規作成】でテキストファイルを作成して、拡張子のリネームをするのも、地味ですが積もり積もると大きなロスになります😱
「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました…」(刃牙より)

そこで今回は、レジストリを編集して、右クリックから【Markdown ドキュメント.md】を一発で作成できるようにする方法を行いました。この方法でコピペのみで完結できます🤩
以下をコピペして実行するだけ!
以下のコードをコピーしてください。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CLASSES_ROOT\.md] @="Markdown" [HKEY_CLASSES_ROOT\.md\ShellNew] "NullFile"="" [HKEY_CLASSES_ROOT\Markdown] @="Markdown ドキュメント"
このコードを .reg ファイルとして保存し、実行すれば完了です。
⚠️ただし、日本語を含む場合の文字コード指定に注意点があります。
手順の詳細
0.レジストリのバックアップを取る(推奨)
レジストリはWindowsの重要な設定情報が格納されている場所です。編集を誤るとシステムに影響を与える可能性があるため、作業前にバックアップを取っておくことを強く推奨します。
バックアップ手順
- 【Win + R】キーを押して【ファイル名を指定して実行】を開く
regeditと入力してEnterキーを押下 → レジストリエディタが起動- 左のツリーの最上位にある【コンピューター】を選択(クリック)
- メニューバーから【ファイル】→【エクスポート】を選択
- 保存先とファイル名(例:
registry_full_backup_20250612.reg)を指定して保存
注意: フルバックアップは数百MB〜数GBになる場合があり、エクスポートに数分かかることがあります。
復元が必要になった場合
バックアップした .reg ファイルをダブルクリックするだけで、元の状態に戻せます。
【補足】システム復元ポイントの作成(より安全な方法)
レジストリだけでなくシステム全体を保護したい場合は、システム復元ポイントの作成もおすすめです。
- 【Win + S】で検索を開き、「復元ポイントの作成」と入力して開く
- 【作成】ボタンをクリック
- 復元ポイントの説明(例:
レジストリ編集前)を入力して【作成】
こちらの方法であれば、万が一の際にシステム全体を作業前の状態に戻すことができます。
1. メモ帳を開いてコードを貼り付け
Windows標準の『メモ帳』を開き、上記のコードをそのまま貼り付けます。
2. 保存時の設定(ここが最重要!)
ここが最大の落とし穴です。メニュー名にMarkdown ドキュメントという日本語を含めているため、保存時の設定を間違えると文字化けしてしまいます。
以下の設定を必ず守ってください。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| ファイル名 | add_markdown.reg(拡張子は必ず .reg) |
| ファイルの種類 | すべてのファイル (*.*) |
| エンコード | UTF-16 LE(または「Unicode」) |
3. ファイルを実行して登録
保存したファイルをダブルクリックします。「レジストリに追加しますか?」などの警告が表示されますが、「はい」を選択してください。
これで登録完了です。デスクトップで右クリック → 「新規作成」を確認すると、「Markdown ドキュメント」が追加されているはずです。


技術的な解説
コピペだけでなく、何が行われているかを理解しておきたい方向けに、コードの意味を解説します。
ヘッダー行の役割
Windows Registry Editor Version 5.00
ファイル1行目のこの記述は削除してはいけません。
これは「このファイルはレジストリ設定用ファイルである」とWindowsに宣言するためです。 この行がないと、ダブルクリックしても設定が反映されません。
生成されるファイル名
今回の設定では、以下のようなファイルが生成されます。
- ファイル名:
新規 Markdown ドキュメント.md - 拡張子:
.md
レジストリキー [HKEY_CLASSES_ROOT\Markdown] の @="Markdown ドキュメント" という部分がファイル名のベースになります。拡張子は .md で正しく生成されます。
NullFileとは
"NullFile"=""
この記述は空のファイルを作成するという意味です。これにより、サイズ0バイトの空のMarkdownファイルが生成されます。
元に戻したい場合
メニューから削除したくなった場合は、以下のいずれかの方法で対応できます。
方法1)バックアップから復元
手順0で作成したバックアップファイル(md_backup.reg)をダブルクリックして実行します。
方法2)手動で削除
レジストリエディタ(【Win + R】 → 入力ボックスにregedit)を開き、以下のキーを削除してください。
HKEY_CLASSES_ROOT\.md\ShellNew
これで【新規作成】メニューから【Markdown ドキュメント】が消え、元の状態に戻ります。
おわりに
- 作業前にレジストリのバックアップを取る(万が一に備えて)
- メモ帳にコードを貼り付けて
.regファイルを作成 - 日本語を含む場合は UTF-16 LE で保存(最重要)
- ヘッダー行「Windows Registry Editor Version 5.00」は必須
たったこれだけの作業で、右クリックからMarkdownファイルを新規作成できるようになります。 日々のドキュメント作成が少し快適になりますよ🤩