吾輩は大学院生である。やる気はまだ無い。
会社を休職して学問の道に足を踏み入れたものの、毎日研究室で論文を読んでは眠くなり、コーヒーを飲んでは集中力が散漫になる日々を送っている。
そんなある日、オンラインでのプレゼンテーションをみていると、発表者がWebアプリケーションのデモをしている最中、パスワードフィールドの内容が画面共有で丸見えになっていた。発表者は気づいているが、仕方ないという様子で、見ているこちらがヒヤヒヤした。これは他人事ではない。
「画面共有中にパスワード入力、*化されるとはいえ参加者全員に見られている…」
ああ、なんという恐怖!プレゼンターの集中力を削ぎ、参加者をヒヤヒヤさせる!世界中のWebデモは、至る所でパスワード漏洩の危険に晒されているのだ。ハンズオン講習、製品デモ、オンライン授業...発表者は苦しんでいる。吾輩の心は、いまはもう真っ青に凍りついていた。
「なんでこんな危険なデモ環境なのだ!」
やる気の微妙な吾輩でも、これなら作れるかもしれない。そうして生まれたのが、Webのパスワードフィールドにぼかしをかける今回のChrome拡張である。うっかりミスを機能として防ぐべく、開発者としての魂が震えた瞬間である。
防衛策:Chrome拡張Password Field Blur降臨キタコレ!
今回の目標
- パスワードフィールドの入力内容を完全にぼかし
- 文字数すらわからないレベルの徹底隠蔽
- 動的に追加されるパスワードフィールドも見逃さない
- ワンクリックでON/OFF切り替え可能
- プレゼン中でも安心してデモできる環境の構築
漏洩リスクの特定
対策前のうっかり状態
【ログインフォーム】
ユーザー名 demo@example.com
パスワード •••••••••••• ← 文字数バレバレ!
↑ 一文字ずつ入力する様子も丸見え!

対策後の安心状態
【ログインフォーム】
ユーザー名 demo@example.com
パスワード [ぼかしでまったく見えない暗黒の霧]
↑ 文字数も入力状況も完全に隠蔽!

見てくれ、この圧倒的なうっかり事故への回避力を!
事故予防策Password Field Blurの効用
パスワードフィールドの隠蔽
Chrome拡張を有効化した瞬間から、入力箇所が完全にぼかされます。まさに全自動うっかり事故予防策の誕生です。
ワンクリック制御起動
ツールバーのアイコンをクリックするだけでうっかり事故予防の開始・停止を制御可能。 アイコンの色で現在の予防状況が一目でわかります。
- ブルー: 事故予防作戦実行中(パスワード完全隠蔽)
- グレー: 事故予防作戦停止中(通常表示)
予防策の導入方法
導入したい奇特な人間は以下の手順を行う。
- GitHubからクローム拡張をダウンロード(https://github.com/ueponx/Password_Field_Blur)
- Chrome の
chrome://extensionsを開く - 【デベロッパーモード】をオンにする
- 【パッケージ化されていない拡張機能を読み込む】で事故予防兵器を配備せよ

面倒?論文を読むよりは圧倒的に楽だろう。
カスタマイズ可能な予防レベル
技術に詳しい人間は、吾輩の作った予防レベルをカスタマイズできる。
/* ぼかし強度の調整 */ .password-field-blur { filter: blur(8px) !important; /* 数値をいじって強度を変える */ } /* 背景色での隠蔽強化 */ .password-field-blur { background: rgba(0, 0, 0, 0.3) !important; /* より濃い色で完全隠蔽 */ }
まあ、そんなことをする暇があるなら論文でも読めばよいのだが。
おわりに
もはやパスワード漏洩の心配がない世界に慣れてしまった吾輩は、元の危険な世界には戻れない。 技術的なことは正直よくわからんが、動けばよいのである。
パスワード漏洩事故との戦いは、吾輩が飽きるまで続くであろう。
このPassword Field Blurとかいう事故予防策が、少しでも多くの人間のプレゼンテーションでのうっかりミスとやらを減らせれば、吾輩がヒヤヒヤした甲斐があったというものである。
プレゼン事故防止策、ここに一段落!
(追記)知り合いには「こんなものを作る時間があるなら論文を読め」と言われたが、吾輩は世界平和への貢献だと信じて開発を続けている。やる気はないが、意地はあるのだ