早いもので文具コーナーに手帳が並び始めましたね。
わたしは紙の手帳を使っているのですが、今年は手帳の前に、まずこれを買いました。

100均でも買える「パスワード専用ノート」です。(これはダイソー)
B6サイズよりもひと周り小さく、手帖カバーに挟める大きさです。
数年前にロフトで「パスワードノート」なるものを目にして、こんなものがこの世にあっていいのか?!(デジタル・リテラシーとしてありえない)と思ったのですが、自分も持つことになりました。
メールアドレスは省略して書き、パスワードのところは一部をアスタリスクにして a****5** のように記載しています。(こわがり w)
10年前は、ありえない考えだった
パスワードが書かれた紙を塊として残すなんて、10年前は怖くて考えられなかったことです。
ですがここ3年ほどで詐欺手口が進化し、多くのサイトのログインが二段階になっています。
IDとパスワードに加えてSMSで届く数字認証だったり、公的なものはマイナンバーカードや免許証に埋め込まれたICチップの情報を読み込んだり。
そして、いまや使うサービスごとに持っているアカウントの数も膨大。
主要なものだけ毎年手帳に書き写していたのが、さすがにアホらしくなってきました。
76枠のうち68枠が埋まった
全部で76枠あったのですが、以下で各5サイトずつくらいあるので、あっという間に枠が埋まっていきました。
- フォーム・告知媒体(申し込みフォームなど)
- スタジオレンタル(いろんなサイトがあります)
- 交通系(航空チケットや高速バス予約サイト)
- 金融系(コード決済や銀行)
- 身辺系(e-taxとかマイナンバーとか)
- SNS(Instagramとかnoteとか)
- PCそのもの(Apple IDとかMSアカウントとか)
- サブスク系(U-Nextとか)
- 学習系(UdemyやDeepL、図書館など)
- ツール系(お絵描きアプリなど)
- イベントチケット(e+など)
- 買い物(メルカリなど)
みなさん、買い物だけでも普通に10個以上ないですか?
ショッピングサイトを書き始めたあたりで、これ一冊すぐ埋まっちゃうな・・・と思いました。
過去5年分の手帳から書き写してスッキリ
パスワード手帳を持ったら気持ちがスッキリしました。
これまでなんとなく、今年の手帳になければ去年の、さらに前年の・・・と掘って見ることがあって、やぶれかぶれになっていました。
昔と違って多くのウェブサービスが専用IDではなくメールアドレスをIDとしていますが、「どのメールアドレスにしてたっけ?」となることも多くて。
これでもう漠然と頭の中で記憶のサーチエンジンを働かせなくて良くなります。
あとはパスワードを変えた際にちゃんと手帳の内容を更新するのか自分?! という怠惰さへの不信感はあるものの (^^) 、それでも「どのメールアドレスだったか」「専用IDがそもそもあったのか」がわかるだけでラクになりそう。
自分への疑いの蓄積がストレスになるから
ここ数年のアプリの多さ、パスワードの多さは異常です。
わたしが就職をした頃(=約30年前)は、友人宅の電話番号を5件くらいは暗記していて、生活がシンプルでした。
それが、現在ではパスワードまみれの生活。
脳内で検索エンジンを少し発動させては、半分「覚えていないんじゃないか。突破できないんじゃないか」と自分を疑う回数が増えています。
連休明けのPCログインも、無意識でタイピングしないと(指の記憶に完全に任せないと)、突然不信の沼にはまります。
自分の脳が自分の脳内で小さなストレスを生み出し、塵も積もればマウンテン。
漠然としたものの蓄積で疲労していました。
* * *
今回ひとまず手軽なノートで試して、70枠くらいは意外と埋まってしまうことがわかりました。
多くは端末やブラウザの記憶に任せているのだけど、身辺系は必要な時に思い出せないとダメージが大きいので、可視化して安心しました。
このほか、交通系やイベントチケットなど一年に一度使うか使わないかくらいのものが整理できて、こんなにあったかと驚いてみたり。
インターネットの歴史を感じました。