昨年の旅の思い出です。
高野参詣道の一つ「三谷坂」から1時間50分。目的地の丹生都比売神社まで、山を歩いて登ってきました。
JR和歌山線・妙寺駅からの徒歩時間
10:05 妙寺駅到着
10:17 三谷橋北詰
10:32 丹生酒殿神社 到着(妙寺駅〜ここまでの話は→こちら)
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10:40 三谷坂から登り始める
11:00 笠石
11:07 鉾立岩・経文岩到着 休憩
11:20 出発
11:28 涙岩
11:47 頬切地蔵(ほきれじぞう)
12:05 まっとう岩
12:14 車道(109号)に出て、しばらく歩いてまた山道へ
12:27 峠 再び車道へ
12:30 丹生都比売神社 到着
三谷坂から出発
丹生酒殿神社(にうさかどの)の鳥居の前を右折した先にある三谷坂がスタート地点です。
神社には人がいっぱいいたのに、坂道へ進むのはわたししかおらず、途中ですれ違った人は二人連れの地元の方ひと組だけ。
ずっとひとりの山歩きでした。
みかんの道を歩いて、笠石へ
景色がとびきり明るいので、るんるん、ずんずん進みました。


みかんのオレンジ色が先へ先へと誘います。

みかん越しに町が見えました。
笠石(かさいし)

チラと横を見ると急に神々しい雰囲気が漂う、ここが笠石(かさいし)。
空海さまが町石道を歩いているときに風に飛ばされた傘がこの石に掛かったといわれているそうです。

そしてまたしばらく下ります。
鉾立岩・経文岩到着
道は上がったり下がったり。長い坂が多く続きます。

標識があるので迷いません。

ここは鉾立岩・経文岩。
丹生(にう)明神が鉾を立てたといわれている岩(奥の岩)と、経文が書かれたとされる岩(手前の岩)です。
このあたりで7分ほど、カロリー補給の休憩をとりました。
あまり長く座っているとキツくなりそうなので、カロリーバーを2本補給するだけの、ちょっとだけの休憩です。

標識の書体がかすれて、いい感じ♡
涙岩
この涙は「ありがたい気持ちから湧き出る涙」の意味で、かつてこの谷に流れる清水はどんな日照りの時いも枯れることがなく人々や田畑を潤した、という由来なのだそう。


経文岩から涙岩まで、8分ほどで到着しました。

「遍路道」の表示も出てきました。
この辺まで来ると体力的にも修行みが出てきて、「ああ、お遍路してるんだわ」という気分になってきます。
頬切地蔵(ほきれじぞう)

頬切地蔵は道端にはなく、標識の案内通りに進んだ先にありました。

阿弥陀如来、頬切地蔵(大日如来)、釈迦如来が祀られ、儀式の後のような状態でした。

また元の道に戻り、先へ進みます。
光に導かれるような木漏れ日でした。
まっとう岩

「まっとう岩」も道端にはなく、標識の案内通りに進んだ先にありました。

想像以上に大きすぎて、到着したときには壁と思っていた岩が「まっとう岩」でした。
わたしがまっとうじゃないから見えないんだわ・・・、と思ったら違って、安心しました。
車道(109号)に出て、しばらく歩いてまた山道へ
まっとう岩に来たあたりで、もうかなり体力を消耗していました。
まだか〜と思ったところで、急に車道に出ました。

この、ちょっとの舗装道歩きが足を癒しました。
しばらく歩いたらすぐにまた山道コースへの標識が出ます。

ゴールが近づいて、最後は下りになります。
この辺りは「天野の里」といわれるエリアに入っています。
すごくいい景色だなと思っていたら、白洲正子が「桃源郷」と評した場所とのこと。
本当にこのエリアは特別いいので、今度は体力を温存するルート構成で、天野の里のエリアだけを歩いてみようかな。

最後にまた車道に出ました。

数分歩いたら、丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)の鳥居が見えてきました。
妙寺駅から2時間半、三谷坂から2時間弱。
ほとんど登りの山歩き。だけど、歩けちゃう。
ここはまた歩きたいなと思うくらい、すてきなコースでした。
町石道よりもこちらの方が明るい景色でした。