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カルマ・ヨーガ 働きのヨーガ スワミ・ヴィヴェーカーナンダ(再再再読)

久しぶりにまたこの本を読みました。

初めて読んだのが2010年で、その後2014年と2024年に再読していました。(末尾に感想のリンクを貼っています)

毎回付箋を貼りながら読んでいるので、毎回同じ文章が刺さっているなと感じる部分がありつつ、今回初めて付箋を貼った箇所もありました。

 

今回はこれまでと違った視点で、スワミ・ヴィヴェーカーナンダの教えって、アダム・スミスと似てない? と思った瞬間がありました。

「神の見えざる手」というフレーズで有名な、『国富論』の人。

似ていると思ったのは、例えばこういう部分です。

真の平等は、地上にはかつてあったことがないし、また決してあり得ません。どうして、われわれすべてがここで平等であり得ましょう。この不可能な性質の平等は、まったくの死を意味します。何がこの世界を、現にあるところのもの、たらしめているのですか。失われたバランスです。混沌(カオス)と呼ばれる原始の状態の中には、完全なバランスがあります。ではどのようにして、宇宙のすべての形をつくる力は生まれるのでしょうか。奮闘によって、競争によって、たたかいによってであります。

(八 カルマ・ヨーガの理想 より)

バランスが失われているから、バランスを見つけようとして働き続ける。それが活動することであり、結果として富んでいくことにもつながる。

これまでわたしは宇野千代さんとスワミ・ヴィヴェーカーナンダ師の教えに共通点を見出して愛読してきたのだけど、たまたまアダム・スミスの教えを聞いていたところだったので、この三者がつながりました。

 

   *   *   *

 

わたしにとってこの本は、人生のちょっとした転機に読みたくなる本で、それは「大丈夫だよ」と天から言って欲しいモードのときなんですよね。

今回は新たにここに付箋を貼りました。

 

私は、宇宙の基準ではありません。私が自分を世界に適応させなければならないのであって、世界が私に適応しなければならないのではありません。ですからわれわれは、環境によってわれわれの義務の性質は変わる、ちょうどそのときにわれわれの義務であるところのものを行うのが、われわれがこの世でなし得る最善のことだ、と知るのです。

(四 義務とは何か より)

これは今読んでよかったと思う部分でした。

 

 

あらゆる頭脳から放射されたあらゆる思いは、それを受けとめるふさわしい対象にあうまで、振動しつつ行きつづけます。これらの刺激の、あるものを受け入れられる状態にある心は、必ず直ちにそれらを取り入れるでありましょう。ですからある男が悪いことをしていると、彼は自分の心をある種の緊張状態に持ってきています。そしてその緊張状態に一致する波動で、しかもすでに彼を取り巻く雰囲気の中にあると言えるような波動はすべて、争って彼の中に入るでしょう。それだから、悪いことをする人は一般にますます悪いことをしつづけ、彼の活動は強化されるのです。

 善いことをする人の場合も、この通りです。彼は雰囲気中にあるすべての善い波動を受け入れ、彼の善い活動もまた強化されるでしょう。

(六 無執着は、完全な自己滅却である より)

わたしはここ一年ほどで慣れない緊張の波動の影響に呑み込まれつつあったので、この文章がタイミング的に強く刺さりました。

 

 

 もともとの急流がくぼみに落ち、渦を巻きます。そしてしばらくその渦の状態で流れた後、ふたたび自由な流れの姿を回復し、さえられることなく流れつづけます。おのおのの人の生命はその流れのようなものです。

 (中略)

全宇宙が、それをしているのです。それを知ると知らぬにかかわりなく、意識しているといないにかかわりなく、われわれはすべて、この働きの世界という夢を脱出するために働いているのです。この世界における人それぞれの経験は、彼がその渦巻から脱出できるようになるためのものなのであります。

(七 自由 より)

不思議と抜け出る、世界を好意的に捉えられるタイミングがやってくる。

物事に自分視点で意味づけをすることなく行くことが生きる秘訣だなって思う時期って、あるんですよね。

 

 

活動的な働き手は、どんなに立派な人でも、なお少しばかりの無知の残りを内部に持っています。内になお、いくらかの不純性を残し持っていて初めて、われわれは働くことができるのです。

(七 自由 より)

まだ経験すべきことがあるから、無知の残りが活動につながる。

 

 

  *   *   *

 

 

表面的な部分においては、これはインドらしいな・・・と思うことも書かれているのだけど(妻・母を家庭内に縛り付けておくことの後押しになるような教えなど)、自分の世界の捉え方が不健康になっていることに勘づいて戸惑っているときに読むと、この本はいつも明るい方向へ導いてくれます。

本棚にいくつかある本のうち、文字の大きさもサイズもボリュームもこの本が一番ちょうどよく、何度も読んでいます。

 

▼再再読

 

▼再読

 

▼初読(昔の仕様のページはこのサムネイル画像しか出ないみたい)

 

 




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