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アルゼンチンババア よしもとばなな 著

風景を描いたような、父と娘の話。「そうそう、そうなんだよねぃ」という痛みの共感の波がまた来るか? と思いきや、あっけなく終わる。


とにかくお父さんがスピリチュアルなことを言い出す過程がおもしろい。喜怒哀楽でも悲しみでもなく、「自分が変わっていくこと」をお父さん自身が追いかけていく。
なにも期待できなくなった世の中で、お父さんが悟っちゃう。
娘の気持ちやことばよりも、ふわっとした「人のかたまり」「ちいさな家族組織」が印象に残る。アルゼンチンババアがどんな人なのかは、まぁ、読んでみて。


お父さんが、もうどうにもモテないスパイラルのさなかにいる青年に「男の子は、ちょっと神秘的なことに通じていないとモテない」というアドバイスをするシーンがおもしろかったな。
誰にというわけでなく、ぼんやりとした感謝の気持ちとともに、じめじめ暮らすのも悪くないな。
そんな気分になれる一冊でした。


よしもとばななさんの他の本への感想ログは「本棚」に置いてあります。


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よしもと ばなな
幻冬舎
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