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「砂漠で弟の骨を見つけた老女」

「砂漠で弟の骨を見つけた老女」

靴の中に足の骨が入っていました
額と鼻の骨も見つけました
頭がい骨の左側をほとんど全部です

銃で撃たれた跡が耳の後ろにありました
弾はこちら側(右側)から出たのです
つまり(左側の)下から撃たれたということです

どんな姿勢だったか分かりませんが
とどめに額を撃たれて死んだ
頭がい骨のこの部分は粉々になっていました
頭を2回撃たれたのです

 


あの優しい眼差しが忘れられません
でも私に残されたのは歯と頭の骨のかけら
そして足の骨

 

最後に一緒にいたのは骨を持ち帰ったときです
集団墓地が発見されて
そこで弟の靴と骨を見つけました

 

その夜、私は目を覚まして
弟の足に触れに行きました
骨が朽ちたにおいが満ちていました

骨は靴下の中に
ワインのような深い赤の靴下でした

私は骨を出して見つめました
それから2時間ほど居間の椅子に座っていました

頭の中が真っ白でした
ショックのあまり何も考えられなくなって

次の日は夫が仕事に行ったあと
昼まで弟の足と過ごしました

やっと再会できた喜び
同時に現実が突きつけられました
弟は本当に死んだと思い知らされたのです

 


『光のノスタルジア』 パトリシオ・グスマン 2010年




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