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安倍元首相銃殺事件 第9回公判   2025/11/19

安倍元首相銃殺事件 第9回公判

2025/11/19 浅野健一

 

 

奈良地裁で山上徹也さんが受けている裁判員裁判の第9回公判が今日午後1時10分から5時20分まで開かれました。前日に引き続き、山上さんの妹が藤本弁護士の主尋問で、母親が統一協会に入信した1994年から、家庭が破壊された具体的事例を挙げる際、泣いて言葉に詰まる場面がありました聞いている私も涙が出そうになりました。傍聴人の中には、ハンカチで涙をぬぐう女性もいました。


 「小学校一年生の時に母が統一協会に入信し、私たちの家庭は統一協会に破壊された。合法的な方法では何もできなかった。その苦悩の果てにこういうことになってしまった」
 「母親が私に連絡をしてくるのは、金を無心する時だけ。この人は私の母じゃないと思った」
「大学を卒業後、母から、何度も、韓国に行くので金を貸してくれ、と言われた」
「家賃を払えないので金を貸してほしいと言ってきて断ると、私の腕にしがみついて、家の前で母を20、30メートル引きずって歩いたこともあった。恥ずかしくてみじめで、つらかった。私に関心はないくせに、その時だけは鬼の形相だった。でも突き放せなかった」
 妹は、「兄が自死した責任が自分にある、後悔している」と話しました。「徹也は兄の遺品を見つめ、おえつしていた。遺体に一晩寄り添い、一晩中、遺体の横で『オレのせいだ』と泣いていた」
 妹は「徹也は優しい人。私が家が嫌で帰らなかった時に一晩探してくれた。大好きな兄だ」「私が大学に入り、卒業できたのは、叔父の尽力で統一協会献金を返金をし始め、徹也が支援してくれたおかげ」と述べました。
 妹は安倍晋三氏について、「母の部屋にあった統一協会の新聞、雑誌の表紙に安倍さんの写真がよく載っていた。また信者である叔母(母親の妹、医師)から、安倍氏がメッセージを寄せた統一協会の関連団体の動画を見るように勧められたと明かしたほか、「選挙の時には、自民党候補者を支援するよう言われた」と明かしました。
 兄二人が事件や自殺を起こさない方法はなかったのかという質問に対し、妹は「宗教二世の相談窓口を探したが見つけられず、どうしようもなかった」とも述べました。 
 山上さんは妹が入廷、退廷の時は妹を見ていました。妹が話している時は、心配そうで、うつむくことが多くありました。


 妹の証言の後、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全弁連)事務局長の山口広弁護士が証言。山口氏は1986年から、統一協会の被害者を救済してきました。山口氏は先週、大阪山口氏が入廷した際、山上さんは頭を下げで挨拶しました。退廷する時も一礼しました。   
 山口氏は「山上さんとは面識がなかったが、先週、一般面会人として、15分面会した」と述べました。
 山口氏は統一協会の信者の勧誘方法を説明。「最初は正体を明かさずに、世間話をして、関連施設に呼び込むケースが多い。山上さんの母親の入信経緯は典型的な事例だ」と指摘しました。「家系図、戸籍謄本をもとに運勢について、あれこれ言って不安にさせ、多額の献金を促すことが多い」
 山口氏は、安倍晋三氏が官房長官になった2006年ごろから、政治家が統一協会のイベントなとに参加したという記述が統一協会機関紙に急に増えたと指摘。
 被害者の安倍晋三氏が2021年秋、統一協会の関連団体に送ったビデオメッセージについては、「政治家がここまで公然と統一協会を礼賛するようになったと、ショックを受けた。行政も動きづらくなると思った」と話しました。  
 安倍氏議員会館の秘書に抗議文を渡そうとしたが、受け取りを拒否され、山口県の地元事務所宛てに抗議文を郵送したが、返信はないと証言しました。   「さらに、すべての国会議員に、政治家は統一協会との関係を断つように、という要請書を渡したが、安倍議員だけ受け取りを拒否した」
 宗教虐待被害者の2世信者については、約20年前から「深刻な問題だと話し合っていたが、対策を講じるまでの余裕がなかった」とし、「もう少し全弁連が2世の問題に注力し、もっと早く相談窓口を作って裁判を起こすなど、もっと早く着手していれば、山上さんがそれに参加してくれることもあり得た。この事件はなかったと思う」と語りました。

 こういう事件を防ぐことはできたかという質問に対し、「仮定の話になるが、国、行政がやってくれていたらできた。国が宗教被害のガイドライン(昨年末に策定)を早く作り、統一協会の解散手続きを始めていれば防げた」と述べました。


 続いて、自身も統一協会信者だった神谷慎一弁護士が証言。元信者や家族の支援、脱会の手助けを続けてきた神谷氏は「2世信者特有の問題として、教団への献金によって貧困に陥ったり、食事や風呂といった日常生活にも支障をきたしたりする」「信者にとって子どもの世話よりも、教会の活動に参加することが子どものためになると思いこまされている。教団に言われた通りにやることが救いにつながると、信じこまされている」 
 安倍氏銃撃事件の後、被害を訴えている2世の人たちに感想を聞いたら、「もし山上さんがやっていなければ私がやっていたんじゃないか、と言う人が何人かいた」と証言しました。
 安倍氏が教団の友好団体のイベントに送っていたビデオメッセージについて問われると、「こんなふうに表だって統一教会の後押しをすることに驚いた」と答えました。


 検察官は反対尋問で、「事件前に被告から相談を受けていたとしたら、どんなことができたか」と質問。神谷氏は「母親をどうしたら脱会させられれるかが大事。生活に難しいことがあれば、そういう人を紹介するとか福祉につなげたりとかやっていたと思う」と答えました。
 神谷氏は、山上さんの妹から「母親を統一協会から脱会させたい」と相談を受けていると明かしました。
 神谷氏が退廷する際も、山上さんは目を細め、深くお辞儀をして、見送りました。


 20日の第9回公判では、全弁連のメンバー1人の尋問などの後、山上さん本人が証言台に立ちます。今日の法廷の展開で、山上さんの明日からの本人証言は、スムーズに進むと思いもます。

 




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