イスラエルが軍事作戦拡大 ガザ当局“24時間で150人以上死亡”
2025年5月18日 NHK
パレスチナのガザ地区ではイスラエル軍が軍事作戦を拡大し、激しい攻撃を続けています。ガザ地区の保健当局は17日、過去24時間で150人以上が死亡したと発表し、犠牲者が増え続けています。
イスラエル軍は16日夜、イスラム組織ハマスの壊滅に向けてガザ地区での軍事作戦の拡大を発表し、大規模な空爆と地上部隊の展開を通じて支配地域を確立するとしています。一方、ガザ地区の保健当局は17日、過去24時間に153人が死亡したと発表し、これまでの死者は5万3272人にのぼっています。
こうしたなか、イスラエル国内では最大の商業都市テルアビブで17日、軍事作戦に反対する大規模な集会が開かれました。
集まった人たちは、軍事作戦はハマスに拘束されている人質の命を危険にさらすとして、ハマスとの話し合いを通じて人質の解放と停戦を実現すべきだとイスラエル政府に訴えていました。
参加者のひとりは「戦争をやめ、ガザ地区から撤退すべきです。これ以上の殺りくを続ける理由はありません」と話していました。
イスラエル軍が軍事作戦を拡大するなか、カタールでは停戦協議も続いています。
アラブメディアは17日、ハマスが仲介国との間で人質の解放と引き換えに2か月間、停戦する案を話し合っていると伝えていて、イスラエルの軍事的な圧力を受けるハマスが交渉態度を変化させるかどうかも注目されています。