米中貿易協議 双方が追加関税115%引き下げで合意
2025年5月12日 NHK
アメリカと中国の両政府はスイスで行われていた貿易協議の結果、現在、相互に課している追加関税について115%引き下げることで合意したと明らかにしました。
また、一部の関税について90日間停止し、協議を続けるとしています。経済大国どうしが100%を超える関税をかけ合う異例の事態は、ひとまず緩和される形になります。
米中協議「双方が追加関税115%引き下げで合意」
スイスで行われていたアメリカと中国の2日間の貿易協議のあと、12日にアメリカのベッセント財務長官とUSTR=アメリカ通商代表部のグリア代表が現地で記者会見を行いました。この中でベッセント長官は「双方が関税を115%引き下げることで合意した」と明らかにし、アメリカが中国に課している145%の追加関税を大幅に引き下げると説明しました。
アメリカ側は先月2日にトランプ大統領が発表した34%の相互関税のうち、24%を90日間停止し、10%の関税は維持します。その後、発表した上乗せ関税は撤廃されます。現在、トランプ政権が中国に課している145%の追加関税は、2月と3月に課している関税とあわせて30%となります。
一方、中国政府もアメリカからの輸入品に課している125%の追加関税について、アメリカと同じく115%引き下げて10%とし、引き下げた関税のうち24%は90日間停止します。