2006年、夕張市は財政破綻した。353億円の赤字を抱えていた。
「市職員の給与は年収ベースで平均四割カットされ、全国最低水準に抑えられてきた。破綻前は396人いた職員は100人に減少。55人いた管理職は10分の1に減った。図書館・公共施設は閉鎖。7校あった小学校、4校あった中学校はそれぞれ1校に統廃合された。市民病院も診療所に縮小され、171床あった病床は19床に減らされた。子育て支援や福祉サービス、各種補助金も次々に打ち切られた。市民サービスの容赦ない切り捨てに嫌気がさした若い世帯は夕張を離れ、街には高齢者ばかりが目立つようになった」(『縮小ニッポンの衝撃』NHKスペシャル取材班)
財政破綻から19年後の2025年2月現在、夕張市の財政再建はまだ達成されていない。市のHPには、返済の残高は30億円となっている。