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樹木希林の言葉 映画『万引き家族』

樹木希林の言葉  映画『万引き家族』(2018年 是枝裕和

 

ダメさも含めて人間を肯定する是枝さんの作品はチャーミングよね

 

 

 (祖母役のために入れ歯をはずして臨んだのは)チャレンジなんかではないわよ。自分の顔に飽きてきたのよね。それと自分のセリフの言い回しにも。じゃあ歯がなければ骨格が変わり、口元もフガフガしてくるだろうと。髪の毛もね、歳を取って手入れをせず、だらーっと長いと気味悪いでしょ。ビックリするといけないから、是枝さんには一応、「こういう顔で出ます」と事前に見せましたが、後の祭りね(笑)。わたしは気に入ってますけど。

 (監督は)機微だとか人の心の裏側にあるものを掘り起こしてくる作家ですからね。この映画のキャッチコピーは「盗んだのは、絆でした」。血が繋がろうと、繋がっていなかろうと、人間がひとりではなく、誰かといるってことはもうそれだけでドラマが起きるわけで、それが家族となると、もっともっと複雑になってくる。絆とは壊れていくものであって、人間が絶対的に変わらないものを持ち続けるなんてことは、ないと思う。その面白さ、ダメさも含めて人間を肯定する是枝さんの作品はチャーミングよね。ダメさを愛おしむところがある。

(「パターンではなく、人間を見つめる」2018年6月」)

 

 




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