作品情報
| 作品名 | ザ・マスター |
|---|---|
| 公開日 | 2013年 |
| 上映時間 | 143分 |
| 監督 | ポール・トーマス・アンダーソン |
| 主演 | ホアキン・フェニックス |
| 配給 | ワインスタイン・カンパニー |
あらすじ
第二次世界大戦後のアメリカ。戦場で精神を病んでしまった、フレディはある男に出会う。彼はカリスマ的な存在で、フレディは次第に彼に傾倒していくのだが・・・
感想
今回は「ザ・マスター」を紹介。
この作品は難解だった(;´Д`)。
疑似的な父子愛を描いた、作品なのだがクセが強すぎたw。
冒頭のシーンからいきなり、フレデイの顏のアップから始まる。しかも顏の下半分は何かにかくれて見えない。一切の説明がなく、不穏なBGMが流れ始める。
後に回想シーンとかも出てくるのだが、その時でさえ説明がなく、いきなり始まる。これは、独特な演出方法だった。たぶん、客観的な情報をなるべく排除しようとしたのだと思う。
というのも、ランカスターが主宰するセミナーでは「精神は肉体を変え、永遠に生き続ける」という教義がある。まあ、転生みたいな感覚なのだろう。
実際にランカスターが、治療(?)を高齢の女性に行うシーンがある。その女性は、治療後自分がかつて男性だった事をはっきりと思い出した、というのだ。この体験をまさに、観ている人にも感じてほしく、時と場所とかの説明がないのかなと思ってしまった。
そして、主人公のフレディも個性的だった。彼が登場する時には、不穏なBGMが流れる。また彼の顏が、半分以上かげに隠れているアングルが、非常に多かった。
とても不気味な感じだがこれは、父親を亡くし、母親は精神病院に入院中という暗い過去を持つ、彼の心情をあらわしての事だろう。またその事から、”父親”になってくれそうな存在を探していたようにもみえる。
そんなフレディが、ランカスターと出会い彼を父親のように慕うのだが、その愛情表現が屈折していた。
このあたりは、凄い引き込まれるのだが、これはホアキン・フェニックス演技力のたかさの賜物だろう。
面白いというよりは、記憶に残るような作品でした。
こんな人にお勧め!!
ホアキン・フェニックスがすきなひと
人間の内面を描いた作品をみたいひと
おすすめです。
登場人物
- フレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)
- ランカスター・ドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)
- ペギー・ドッド(エイミー・アダムス)
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