
平和への祈り。
かつての日本は、夏と共に終わり、夏と共に始まった。
暑さの中、どこか心に涼しさを感じる日本の夏。
酷暑の続く今年の日本にも、その雰囲気は残っていると感じる。
人間ってものは愚かだね。
痛い目を見ないとわからない。
「痛み」を想像することの難しい時代。
画面の中に刃を突き立てると、その刃が見知らぬ誰かの胸に突き刺さるのだ。
画面の先にいるのは、自分の同じ柔らかい心を持った人間。
そのことを忘れてはならない。
「痛み」を完全に失ってしまった時、
また愚かな道に身を投じることに、
なってしまうのかもしれない。
きっかけなんて、ほんの些細なもの。
「想像すること」をやめてしまったら、
人は人ではなくなってしまうのだ。
森山直太朗『夏の終わり』