「生きさせる思想」とは…
雨宮処凛さんと小森陽一さんとの対談本。
前半は雨宮さんの個人史がテーマになっています(記憶の解析→雨宮さんを苦しめていた「生きづらさ」はいったい何に由来するものだったのか。 )
自分自身を責めつづける方向(リストカット)から社会的な構造問題(労働/生存問題)へとシフトしていく過程が詳細に語られています。
- 作者: 雨宮処凛,小森陽一
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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後半は「生きさせる思想」としての「生存の無条件の肯定」が打ち出されます。
それは単なる「労働運動」のことではなく、個人が抱え込んだ「生きづらさ」をも視野に入れた「労働/生存運動」です。雨宮さんの主張する「ただ生きているだけでいい」という「生存の無条件の肯定」=「生きさせる思想」が分かりやすく語られています。
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