
なんでこの本を読んだか
バキバキQAチャンネルの「Youtube動画視聴会「飯塚悦功プロジェクト」」で
SQuBOK(≒JCSQE)の勉強してるならこれいいんじゃないですか?と勧められたため
わたくしのロール
テスト設計とか実行とかをぽけーっとやっている謎のテスター。
品質保証部門の人間ではないため、品質保証全体に対する解像度が高くなくJSCQE苦戦中(泣)
かんそう
小並ですが読みやすかったです。
読みやすい要素としては下記3つが要因かなと思います。
- SQuBOKの章立てとリンクしている
- 内容が具体的
- 視座が現場レベル
一つずつ書いていきます
①SQuBOKの章立てとリンクしている
JCSQEの試験が目前に迫っているので、最近の私はSQuBOKとにらめっこしながら毎日を過ごしています。
SQuBOKは知識体系ですので、その詳細はそれぞれの原書をあたったり語句を調べたりしないとかなり表層的な理解になります。
また、知識体系ですので文としては若干読みづらいです(意図が込められているという感じではないので物語として頭に入りにくいように思えます)
ただ、そのSQuBOKを「つまりどういうことだってばよ。。。」と理解したいときにこの本は最適です。
その章の概要が平文で書き下されているからです。あとは具体的に書かれているので、、(後述します)
②内容が具体的
SQuBOKは知識体系ですので具体例はほとんど載っていないです。
なので、私のようにロールで品質保証のお仕事をしたことがない人にはかなり「概念ェ・・・」みたいな理解になるところがあります。
ソフトウェア品質保証の極意は、具体例が多く、直接お仕事をしたことがない自分でも「ああ、これは確かに活かせそう・・」と
思える例がちりばめられています。
今日読んだばかりであーこれはいいなと関心したのが、管理図を組み合わせて現在の品質指標を導きだすところ。こういった、データを可視化して現状を明らかにする試みが大好きです。
後は細かいですがレビューのところのチェックリスト運用のところ。
常に進化させないと形骸化が進み、肥大化し使われなくなってしまう
ここは首がもげるほど頷きました。仕組みは定期的に見直さなければ形骸化してしまう。だからこそ作っておしまいじゃなくていつも目的を見失わずに見直してかないといけない。
その他も色々「アーこれ良いなあ」と思うところがあったのですがキリがないのでこのへんで。。
全体的に理想をバシっと書くというより「これこれこうだから、ここからやっていくんだよ」みたいな感じで実用的に書かれていたのが良かったです。
③視座が現場レベル
⓶と同じような感じですが「こうした方が良いのでは」という施策の提案視座が、管理層というよりもう少し現場の担当者に即しているように見えました。
まずは担当者レベルで、自分はどう考え何をすればいいか、どのような関係者にどのように展開していくのかなど、順を追った説明が多かった印象です。
たとえばP26の教育および育成のマネジメントのあたりなどは、ただ頭ごなしに「教育大事」などではなく
ちゃんと教育の必要性から計画立案、経営層の巻き込み、その結果の測定、被教育者に気づいてもらうことが大事など、具体的に誰に対してどう教育をマネジメントしていくのかが書かれているのが良かったです。
(全方位への働きかけと、その測定の提案が)
また、P29~P30の品質方針を決めてボトムアップアプローチでトップダウンから品質方針の定着を促すところも好きです。
あまり視座の話とは関係なくなってしまった気もしますが、特定の視座(特にトップからだけなど)でべき論に留まってしまうと納得感がなくなりがちなので
こういう「立場の違う人も巻き込んでいくぞー具体的に測るぞー」みたいなアプローチの記述が多くて良かったです。
まとめ
・JCSQEの勉強にはめっちゃ役立つ
・JCSQEの勉強だけじゃなくても具体例が頭に入ってきやすく現場で活用するヒントになるとおもう
・よい本だった