全く,知識欲を満たしてくれる本というのはありがたいものです.
私は長いことセシル・アダムスのファンなのですが,以下の本で
背景が分からない文章があって不思議に思っていました.
それは「運び屋の亭主」というタイトルに訳されていて,「何かのウィルスに感染している可能性があるが,自覚症状が全くない.感染可能性はゼロなのか,それ以上なのか?」という質問に対する回答です.
そこに,このような文章がありました.
実を言えば,ヘルペスの場合にはいわゆる「無症候性の保菌者」になることもあります.これは「チフスのメリー」(腸チフス菌をばらまく保菌者)(訳注:1930年代のニューヨークに実在)とだいたい同じですね.
このメリーの正体を知らなかったのですが,次の本に詳しく載っていました.
タイトルは,「18 【疫病と呼ばれた女】腸チフスのメアリ」でした.
言及されている年代が若干違いますが,ASIOSの方は1909年のNew York Americanの記事が掲載されており,恐らくこちらの方が正確そうです.
おかげで「チフスのメリー」の謎が解けました...