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「ピタゴラスの定理」(岩波書店)

ピタゴラスの定理」という本を読んだのですが,

私は知らないで買ったのですが,訳者あとがきにこのようなことが書いてありました.

訳者あとがき
(前略)
 同じ著書マオールの訳書『不思議な数eの物語』(岩波書店,1999)のときと同様,夫伊理正夫の協力を得た.とくに,本書には幅広い引用が多数あり,古代のバビロニアギリシア,中国,インドの人名や書物の名,その他固有名詞を片仮名で置き換えることは,必らずしも(引用注:原文ママ)辞書を使ってできることではなく,言語学の素養のない私には大変難しく,もっぱら彼に頼ることになった.迷惑をかけました.

訳者の先生は,かの応用数理学・非線形数理で有名な伊理正夫先生の御家族なのですね.知りませんでした.
私も長らく日本応用数理学会の会員ですが,伊理先生とお話させて頂いたことは数えるほどしかありません.

ところでこの本,単に平面上のピタゴラスの定理三平方の定理)に限らず,一般相対論まで踏み込んでいる辺りが,相対論の専門としては面白かったです.
いわゆる微分幾何学の微小線素,ds^2=dx^i dx^jを,ちゃんと拡張されたピタゴラスの定理として紹介しているんですね.その通りで,その延長線内で,暗にトポロジーにも言及されています(平面と球面,そして円柱上の曲面の違いが書かれている).
数学ファン,数学史ファンにはお薦めです.
専門の方には内容的には物足りないかもしれませんが,例えば「相対論は世界で3人にしか理解できない」というあの伝説に対し,かのエディントン卿が「三人目は誰だ?と皮肉ったという」とか言う逸話も紹介されていて,楽しめると思います.




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