以下の内容はhttps://tsuruhime-beat.hatenablog.com/entry/2025/03/05/210540より取得しました。


映画『ファーストキス1ST KISS』~日常のありがたさ、懐かしのロケ地

坂元裕二・脚本、主演・松たか子のタイムトラベルものということで、気なっていた作品。先月下旬に観に行ってきた。

松たか子松村北斗の、自然な演技に始終引き込まれ、笑って泣けるとてもいい映画だった。

映画や本の感想って、あらすじを少し書いてからでないと書きづらいのだけど、この作品は少しのあらすじでもネタバレになってしまいそうだ。でも書いてしまおう。^^;

【あらすじ】

脚本家・坂元裕二氏と、監督・塚原あゆ子氏による、オリジナルラブストーリー。

結婚して15年になる夫を事故で亡くした硯カンナ(松たか子

夫の駈(松村北斗とはずっと不仲が続いていて、離婚する予定であった。けれど、突然訪れた別れで悲しみに暮れる。その後カンナはひょんなことから、15年前の夏に戻ってしまい、自分と出会う直前の駈と再会。

やはり駈のことが好きだったと気づき、タイムトラベルする手段を得たカンナは度々過去に戻り、15年後に起こる事故から彼を救うべく奮闘する。

 

この映画を観るまでは、年齢差のあるカップルの話なのだなと思ったけれど、その点もタイムトラベルゆえだったことが分かった。

コミカルなシーンではクスクス笑え、作品のクライマックスから終盤にかけては、二人の台詞や駈の手紙が心に刺さり、涙が止まらなくなった。

以前観た『アイミタガイ』と同じく、泣けても温かい気持ちに包まれ、余韻が残るとてもいい作品だった。

坂元裕二氏が、作品に込められた思いも何となく伝わってきて。

私が観に行ったときも、若い方中心にたくさんの方が観に来ていたけれど、これから結婚する方々はもちろんのこと、倦怠期を迎えた多くの夫婦に観てもらいたい作品だと思った。

「好きな所を発見し合うのが恋愛。嫌いな所を見つけ合うのが結婚。」

「結婚生活では、それまで見逃していた欠点が4Kで見えて来る。」

「結婚して次第に恋愛感情がなくなると、(お互いの)正しさが持ち込まれる。」

というようなカンナの台詞に、うんうん頷いてしまう。(自戒も込めて^^;)

この二人も結婚後、生活の習慣や些細な感情の行き違いが積み重なり、どんどん険悪になっていく。「恋愛中は両目で、結婚後は片目で相手を見よ」と、昔からよく言われているけれど。

 

それ以上に印象に残ったのは、この作品全体から伝わってきた、かけがえのない日常を大切にとのメッセージ。

今の世界情勢はもとより、災害が多い日本でも、もう年齢に関係なく、ますます明日はどうなるか分からないような時代。

笑い合ったり、一緒にご飯を食べたり、何でもない話をしたり、アイスを一緒に食べながら家路に着いたり…。

そんな何気ない日常のシーンどれもが、大切な瞬間なのだと、この作品からも気づかされた。

数年前に観た『すずめの戸締まり』でも、東日本大震災のシーンで、「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」などの、普段の日常で挨拶を交わせることが、いかに尊いことかを感じさせられた。

この映画からも同じく、カンナが朝日に照らされ輝かしい笑顔で「行ってらっしゃい!」という終盤の場面で、それをしみじみ感じた。

 

日差しといえば、駈が窓辺で手を日差しにかざしたり、カンナが机で手紙を読むシーンとか、場面場面での穏やかで柔らかい日差しも心に残った。

以前も何かの記事に書いたけれど、別離で寂しさを感じるのは、そこには愛があったから。

この作品でもそんな台詞が出てきたけれど、その悲しみが大きければ大きいほど、逆に考えれば、そんな相手と巡り会えたことはとても幸せだったのだと、カンナたちを見ていても感じた。

 

「時間はミルフィーユのようなもの。幾層にも重なり合いながら存在している。」

という台詞も印象的だったけれど、カンナが何度もやり直すコミカルなタイプトリップシーンを観ていて、以前観て面白かったドラマ、『ブラッシュアップ・ライフ』を思い出した。

こちらも人生を何度もやり直すタイムリープドラマで、脚本はバカリズムさんだった。

今、日曜夜に放映されている、同じくバカリズム脚本のドラマホットスポットも、SFチックで面白い。

 

脚本の坂元裕二氏の作品は、映画『花束みたいな恋をした』『怪物』も良かったし、ドラマでも松たか子主演の『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』なども忘れがたい作品だった。

脚本家は違うけど、最近松たか子主演ドラマで心に残ったのは、今年お正月に観た『スロウトレイン』。両親を早くに亡くした三人姉弟の長女を演じ、心温まるドラマだった。

 

つい最近もバック・トゥ・ザ・フューチャー3部作をテレビでやっていたけれど、タイムトラベルものって面白いよねと、先日バンド仲間と話していて、そういえば、昔テレビで観たサマータイムマシン・ブルースも面白い青春映画だったね、と話題に上がった。上野樹里主演でムロツヨシとかも出ていたんだった。

youtu.be

この予告編だけで、ストーリー丸わかりな感じです。(^▽^;)

 

* * *
ところで、カンナと駈が仕事で初めて出会った場所である、作品舞台となった山梨県「フルーツパーク富士屋ホテルは、私も7年ほど前に泊まったことがあるホテルだったので、おっ!と思い、懐かしさに駆られながら観ていた。

広大な公園となっている山梨県笛吹川フルーツ公園」の丘の上に建っているので、甲府盆地を一望でき、夜景もとても綺麗だった。正面には富士山も望めて。

私が訪れたのは4月の初めで、その頃は笛吹市桃源郷春祭りが開催されていて、市内が桃の花のピンク色に染まる。桜や菜の花も咲く時期と重なるとより綺麗だ。

その当時の写真を最後に載せておきます。

こちらはもちろん私ではなく、映画の一場面ですが、ホテルのテラスからも、このような広大な公園内や山並みが見渡せます。

ホテルの部屋からの景色。

以上3枚の写真は、同じく笛吹市にある桃や桜が綺麗な、「八代ふるさと公園」にて。

こちらのホテルの名物である、いちごの季節限定の「ストロベリーパフェ」。ボリューミーで美味しかったでした♪




以上の内容はhttps://tsuruhime-beat.hatenablog.com/entry/2025/03/05/210540より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14