
< 実直スキンケアの肌育事情 Vol.6 夏(2025年7~8月)>
ニキビ、酒さ、敏感肌の三重苦を背負いながら、健やかな肌を目指すスキンケア奮闘記。手堅いアイテムを布陣とする守りに入りがちだけど、よりよいものを探し続ける攻めの姿勢を持ち続けたい。
前回の # 実直スキンケアの肌育事情 で宣言した通り、夏本番の7~8月はトラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、CICAの“鎮静トリオ”に頼った2カ月でした。
白潤「薬用美白化粧水」とトゥヴェール「ナノエマルジョン」を使い切り、今回のスキンケアは2アイテム新登場します。
前回登場のアイテムをさらっとおさらい

dプログラムの乳液、1本使い切ってリピートするくらいお気に入り。ニキビ、酒さ、敏感肌の三重苦を背負うわたしにしっくりくる、貴重な乳液です。
夏はとにかくベタつきがストレス。被膜感や重さを感じさせず、けれどもうるおいチャージは満足できる、まさに求めていた使用感でした。そして、トラネキサム酸とグリチルリチン酸の美白・抗炎症パワーが紫外線ダメージが心配な肌を支えてくれます。
dプログラムのすごさを実感したのも束の間、今年の10月21日にシリーズ統合を経て新タイプが発売されるというビッグニュースが飛びこんできました。対象アイテムは化粧水と乳液。現在の5種類から3種類に刷新されることで選びやすくなり、さらには価格もお手ごろになるという太っ腹ぶり!
乳液を選ぶにあたって、いま使っている水色ボトルの「バランスケア」と、黄色ボトルの「アクネケア」のどちらにしようか悩んでいたので、この2本が合体して1本になったのはうれしいニュース。新作を使うのが楽しみです。
松山油脂 アミノ酸浸透ジェル

ジェルテクスチャーからウォータリーに変化する、さっぱりみずみずしいタッチが好きで昨年1本使い切ったアイテム。2025年3月のリニューアルを経て、新たにグリシルグリシンが配合されたと聞き、今年も使ってみました。
8種類のアミノ酸、オイルフリーやグリセリンフリーは変わらず、毛穴ケア成分のグリシルグリシンと吸着型ヒアルロン酸を配合したとのこと。シンプルな成分設計で保湿の基本のキをかなえる旧タイプとくらべると、バージョンアップした印象です。

肌になじませた瞬間に水のように広がる、あの軽やかさを想像していたら、分厚いジェル膜の主張にびっくり。旧タイプとの使用感ギャップがかなりあります。
ジェルの形をとどめたまま伸びていき、フィニッシュは厚みのあるジェル膜の存在が強め。重くはないけれど、ジェルがいるな~という感覚です。どちらかというと、スッと肌になじんでいく旧タイプのテクスチャーが好みだったので、こちらはイマイチな第一印象でした。
しかしこのジェル膜、ベタベタして嫌! というようなプチストレスを与えない、ギリギリのところで粘度調整がされている気がします。(新しく配合された吸着型ヒアルロン酸による粘度かも?)次に重ねる乳液をいい感じに引き寄せてくれるので、肌のうえですべらずにとどめてくれるのです。
そして気になる毛穴ケアについて。グリシルグリシンは毛穴が開いて見える「すり鉢毛穴」にアプローチする成分。わたしは毛穴の開きよりも、黒ずみや角栓といった毛穴トラブルのほうが目立つので、これといったうれしい体感はないのが正直な感想です。すり鉢毛穴に悩んでいる方には取り入れやすいアイテムかもしれませんね。
Anua ドクダミ77 スージングトナー

これまでの勉強不足がたたって、まだまだうとい韓国スキンケア情報。H&Mの長井かおりさんが取り上げていたのをきっかけにAnuaをリサーチしたところ、ノンコメドジェニックテスト済みのアイテムがたくさんあって注目するように。
鎮静スキンケアを強化すべく、松山油脂のアミノ酸浸透ジェルをストップして、Anuaの「ドクダミ77 スージングトナー」にチェンジしました。
抗炎症作用をもつドクダミエキスを77%配合。韓国スキンケアのメジャー成分であるCICA(ツボクサエキス)やゴボウエキスなどの植物由来成分をたっぷり含み、紫外線や寒暖差、ストレスなどで暴走する夏肌のレスキューに一役買ってくれています。

無色透明でクリア。テクスチャーはまるっきり水です。とろみは一切なく、ハンドプレスすると水浴びをしているような気持ちになります。
さっぱりとした使用感を譲らず、保湿と肌荒れケアをかなえたい方にマッチするはず。1本250mlと大容量なので、ためらいなくたっぷり使って洗顔後のまっさらな肌をさらにクールダウンできるのがお気に入りです。
ドクダミエキス配合のアイテム、実はこの化粧水がはじめまして。ドクダミエキスやCICAなどの鎮静成分がぎゅっと詰まっているのは、赤みが出やすい敏感肌にうれしいポイントですよね。1本使い切るまで、肌コンディションの変化を観察していきます。
現在のニキビと酒さの状況
ニキビ治療薬のアダパレンを止めて数カ月、目に見えて調子がよくなりました(数年間外用薬を使い続けたわたしの場合)。これまでの苦労はなんだったのか、と笑ってしまいます。
アダパレンによる毛穴詰まり改善のメリットよりも、ターンオーバーが必要以上に促進されることによる乾燥、皮むけ、赤みといった、敏感肌を加速させるデメリットのほうが上回るという推測は確かのよう。入浴後や運動後を除いて、赤みが出ることがなくなりました。
アダパレンによる皮むけがなくなったことで、リキッドはもちろん、パウダーファンデもきれいにのるように。この数年間、目視できないほど細かい皮むけに粉体が引っかかり、ファンデをぬった直後にパサパサ毛羽立つ“鱗崩れ”の現象に悩まされてきました。いまではすっかり解消され、ベースメイクの楽しさを実感しています。
さいごに
今年は残暑が長引くとのことなので、夏のダメージを秋冬に持ち越さないよう、いまの鎮静スキンケアを継続決定。
敏感肌かつ赤みが出やすいことからしばらくビタミンCを使えていなかったので、敏感肌向けのビタミンCを取り入れようかな~とも考えています。けれど、秋冬に使い始めるとゆらいでしまいそうなのが心配。焦らず慎重に取り入れたほうがよさそうです。早速、ビタミンCのリサーチ始めてみます!
※記事内掲載価格は税込表示です