
NHK大河ドラマは1963年の『花の生涯』から始まり、これまで多くの歴史上の人物を主人公として描いてきました。
とりわけ戦国時代の武将たちは、その波乱に満ちた生涯や下剋上の物語が視聴者の心を捉え、何度も大河ドラマの主人公として取り上げられています。
今後はどの武将が大河ドラマの主人公に取り上げられるのか、戦国好きとしては興味津々です!
そこで本記事では、大河ドラマの主人公に採用してほしい戦国武将たちを、ランキング形式で紹介します。
- 大河ドラマと戦国時代の魅力
- 第10位:真田信之 - 真田家存続の立役者
- 第9位:長宗我部元親 - 四国制覇を果たした『土佐の出来人』
- 第8位:鍋島直茂 - 九州の雄・龍造寺家から台頭した佐賀藩の祖
- 第7位:三好長慶 - 信長以前の天下人『日本の副王』
- 第6位:北条早雲(伊勢宗瑞)- 戦国時代の幕開けを告げた下克上の元祖
- 第5位:竹中半兵衛 - 秀吉を支えた軍師の知略
- 第4位:藤堂高虎 - 7つの家を渡り歩いた築城名人
- 第3位:宇喜多直家 - 戦国の梟雄と呼ばれた備前の覇者
- 第2位:松永久秀 - 悪役イメージを覆す戦国の謀将
- 第1位:大島光義(雲八)- 93歳まで戦場を駆け抜けた弓の達人
- 番外編:大河ドラマ化は厳しそうだけど見てみたい武将
- 歴代の戦国大河ドラマを振り返る
- 大河ドラマの主人公によくある質問
- まとめ
大河ドラマと戦国時代の魅力
戦国時代は、およそ100年以上に渡る下剋上の時代。
さまざまな人物が歴史の表舞台に登場しては消えていった時代でもあります。
この時代の魅力は、身分や家柄に関係なく、実力次第で成り上がる可能性を秘めていた点にあるでしょう。
織田信長による「楽市楽座」のような革新的な政策や、豊臣秀吉による「刀狩令」「太閤検地」など、社会への影響が強い変革が行われた時代でもあります。
また、戦国武将たちの複雑な人間関係や同盟・裏切りの駆け引き、そして合戦の緊迫感は、ドラマとしての見応えがあり、現代の視聴者にも共感を呼ぶ要素が満載です。
今回紹介する戦国武将たちも、それぞれが独自の視点から戦国時代を描ける魅力的な人物ばかりです。
実際に選ばれることも想定し、わりとメジャーな武将を選んでみました。
第10位:真田信之 - 真田家存続の立役者

真田家というと弟の真田信繁(幸村)が有名ですが、真田家が江戸時代の間、大名としての地位を保ち続けられたのは長男・真田信之の功績によるものです。
信之は、父・昌幸や弟・信繁が関ヶ原の戦いで西軍に味方したにもかかわらず、東軍に属して真田家の存続に尽力しました。
戦の腕前も確かで、徳川四天王の本多忠勝の娘・小松姫(稲姫)を妻に迎えたのも、第1次上田合戦での彼の戦いぶりを忠勝が気に入ったからこそ。
『信長の野望』シリーズでは、全ステータスが70以上で、文武両道の有能な武将として設定されています。
また、弟の真田信繁が大坂城に入って徳川家と対立した際、家族との絆と主君への忠誠の間で揺れる姿は、さまざまな作品で描かれてきました。
実は93歳の大長寿を全うし、4代将軍・徳川家綱からは「天下の飾り」と評されるほどの人物。
2016年の大河ドラマ『真田丸』では弟・信繁が主人公でしたが、兄の視点から真田家の物語を描くことで、新たな歴史絵巻が広がるはずです。
第9位:長宗我部元親 - 四国制覇を果たした『土佐の出来人』

幼い頃は「姫若子」と呼ばれ、軟弱とまで揶揄されていた長宗我部元親。
しかし、初陣で見せた勇猛さから「鬼若子」と称えられるようになりました。
四国一の小国だった土佐から出発し、阿波・讃岐・伊予を制圧して四国統一を成し遂げた戦国大名です。
『信長の野底』シリーズでも全ステータス80超えで、先鋒には二つ名のの「鬼若子」が設定されています。
織田信長からは『鳥なき島の蝙蝠』と揶揄されましたが、豊臣秀吉に降伏した後も土佐一国を領することを許され、九州征伐・小田原征伐・朝鮮出兵にも従軍しました。
ただし、嫡男・信親が文禄の役で戦死すると性格が変わり、家督相続問題で厳格になるなど、晩年の苦悩も描きごたえがあります。
四国地方がスタートの戦国絵巻は、これまでの大河ドラマでは描かれていない点も新鮮です。
元親の生涯を通し、本能寺の変や秀吉の全国統一など、歴史の大きな転換点を地方の視点から描くことができるでしょう。
第8位:鍋島直茂 - 九州の雄・龍造寺家から台頭した佐賀藩の祖

鍋島直茂は、肥前佐賀藩の藩祖として知られる武将です。
龍造寺隆信の義弟として肥前統一に貢献し、隆信の死後は豊臣秀吉と早くから連携して九州平定に協力しました。
『信長の野望』シリーズでは、軍事内政全てにおいて優秀で、特に知略は90超えです。
豊臣秀吉からは、「天下を取るには知恵も勇気もあるが、大気が足りない」と評されましたが、この言葉の通り、野心よりも領民のための善政を重んじる姿勢を持っていました。
龍造寺家の家臣から実権を譲り受け、佐賀藩35万7千石の基礎を確立した過程は、戦国時代の知略と外交の面白さを伝えてくれるでしょう。
また、「龍造寺の仁王門」と呼ばれるほど隆信と固い絆で結ばれていながらも、隆信の死後は、自らの判断で行動した複雑な心情も見どころとなります。
豊臣政権から徳川政権への移行期を生き抜き、81歳という長寿を全うした直茂の生涯は、戦国から江戸への時代の流れを体現しています。
第7位:三好長慶 - 信長以前の天下人『日本の副王』

織田信長よりも前に、畿内で一大勢力を築いた三好長慶は「日本の副王」と称されるほどの実力者でした。
彼は阿波(現在の徳島県)出身ながら、京都の政治を動かす立場にまで上り詰めた下克上の体現者です。
『信長の野望』シリーズでは、序盤の最大勢力として畿内の大部分を支配する大名であり、全国統一にもっとも近い存在です。
ただし、日本の副王たる長慶の人生は、必ずしも順風満帆ではありませんでした。
10歳の時に、父・三好元長が主君の細川晴元によって殺されているのです。
不遇な幼少期を経て、やがて主君に反旗を翻し、三好政権を樹立していく過程はドラマチックです。
また、『麒麟がくる』では忠臣として登場した松永久秀との関係性も、どのように描かれるかで展開が変わってきます。
次々と身内を失っていく晩年の悲哀は、果たして誰かの差し金によるものなのかどうか……。
2022年は三好長慶の生誕500年を迎え、地元では大河ドラマ誘致の機運も高まっています。
戦国時代の京都を舞台にした、政治と武力が交錯する壮大な物語が描けるでしょう。
第6位:北条早雲(伊勢宗瑞)- 戦国時代の幕開けを告げた下克上の元祖

後北条氏の祖として知られる北条早雲(伊勢宗瑞)は、下克上の先駆けとなった人物です。
戦国時代初期の人物なので、『信長の野望』シリーズの史実シナリオには基本的に登場しません。
ただし最近のタイトルでは、特典武将や仮想シナリオで扱える武将として登場するようになりました。
ちなみに、生前は「北条早雲」と名乗ったことはなく、「伊勢宗瑞」や「伊勢新九郎」を名乗っていたそうです。
早雲は幕府の権威を背景に伊豆討ち入りを行い、その後相模の三浦氏との長年の対立を経て、最終的に関東に一大勢力を築きました。
また、検地や租税制度「四公六民」の導入など、統治面での改革も進め、後の戦国大名による領国支配の先駆けとなりました。
早雲の生涯は、室町時代末期から戦国時代初期への移行期における、古い秩序から新しい時代への変革を体現しています。
彼が築いた北条氏の基礎があったからこそ、後の北条氏康・氏政の時代に発展できたのであり、戦国時代の幕開けを告げる重要な人物として大河ドラマで描かれる価値は十分にあるでしょう。
第5位:竹中半兵衛 - 秀吉を支えた軍師の知略

羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の参謀として活躍した竹中半兵衛は、黒田孝高(官兵衛)とともに『両兵衛』と呼ばれた名軍師です。
『信長の野望』シリーズでは知略と統率が高く、特に知略は99で、真田昌幸や北条早雲と並びます(1位は100の毛利元就)。
そんな半兵衛は病弱で色白痩身、見た目は女性のようだったと言われています。
しかし、それを補って余りある知略の持ち主だったのです。
中国の『孫氏の兵法』の「十面埋伏の陣」を得意とし、わずか16名の家臣で斎藤龍興の居城・稲葉山城を奪取したエピソードは有名です。
また、功績を挙げてもそれを誇ることなく、謹厳実直な人格者であったとされています。
特に、黒田官兵衛が謀反の疑いをかけられた際、その息子・松寿丸(後の黒田長政)を織田信長の命令にも背いて密かに匿った逸話は、彼の義侠心と勇気を示しています。
病によって36歳という若さで亡くなったことが惜しまれますが、秀吉の織田家臣時代を支えたのは、間違いなく竹中半兵衛。
彼の短い生涯を描くことで、名参謀の知略と人間性に迫ることができるでしょう。
第4位:藤堂高虎 - 7つの家を渡り歩いた築城名人

藤堂高虎は、黒田孝高、加藤清正と並び「築城三名人」の一人として名高い武将です。
層塔式天守の考案者としても知られ、高石垣の技術や多聞櫓を石垣上に巡らす築城技術の第一人者でした。
『信長の野望』シリーズでは築城が得意な武将として設定され、ステータスもすべて80超えと優秀です。
高虎の特筆すべき点は、「渡り奉公人」として生涯で7回も主君を変えながらも、最終的に徳川家康の側近として20万石の大名にまで上り詰めたことです。
身長は約190cmと大男で、幼少期から人並み外れた体格だったと伝えられています。
家康の信頼が厚く、家康の死の際には枕元に侍ることを許され、「来世でもそなたと会えぬのがつらい」と涙されたという逸話も残っています。
また、藩内に伊賀忍者を「忍び衆」として登用するなど、独自の統治方針も持っていました。
戦国から江戸初期までの激動の時代を生き抜いた高虎の生涯は、主君への忠誠と自らの才覚でいかに生き残るかという、武将としての処世術を描く格好の題材となるでしょう。
第3位:宇喜多直家 - 戦国の梟雄と呼ばれた備前の覇者

宇喜多直家は、松永久秀、斎藤道三と並んで「戦国三大梟雄」として知られる戦国大名です。
『信長の野望』シリーズでは智謀に長けた武将として描かれ、知略は97とトップクラスです。
浦上宗景に仕えながら次第に勢力を拡大し、永禄12年(1569年)に独立。
備前・備中・美作にまたがる領国を形成しました。
「謀聖」と呼ばれるほど策謀に長け、三村家親や伊賀久隆など、周辺の有力者を暗殺したとされる逸話も残っています。
また、毛利氏と同盟を結び浦上宗景を追放するなど、巧みな外交戦略を駆使して勢力を拡大しました。
天正7年(1579年)には織田信長に臣従し、羽柴秀吉の中国攻めに協力しています。
その一方で、岡山城を居城として城下町の整備を進め、岡山の都市発展の基礎を築きました。
宇喜多直家の生涯は、中国地方の戦国時代を描く上で欠かせない存在です。
その策謀と野心に満ちた人生は、大河ドラマの主人公として十分な魅力を持っています。
宇喜多秀家の父として、豊臣政権の重要な一角を担った家の礎を築いた点も見逃せません。
ちなみに、地元の岡山では宇喜多氏の大河ドラマ誘致がアツいです!
※歴史学者の磯田道史さんも支援。
第2位:松永久秀 - 悪役イメージを覆す戦国の謀将

梟雄、悪人として名高い松永久秀ですが、近年の研究では従来の悪役イメージを覆す評価も出てきています。
『信長の野望』シリーズでは、政治・智謀に優れた武将として描かれることが多い反面、登場武将のなかでも裏切りやすい武将として設定されています。
三好長慶の家臣として頭角を現し、大和一国を支配した松永久秀は、天守を中心とした城郭建築の第一人者としても知られています。
永禄8年(1565年)の足利義輝将軍暗殺(永禄の変)や永禄10年(1567年)の東大寺大仏殿焼失など、悪役のイメージが定着している出来事も、実際には違った側面があるかもしれません。
領民からの支持がなければ領国経営はできず、単なる悪人では家臣たちも付いてこなかったはずです。
むしろ、自らに対する畏怖を周囲に植え付ける戦略的な行動だった可能性もあります。
また、松永久秀は茶人としても高名で、「古天明平蜘蛛」「九十九髪茄子」などの名物茶器を所持し、戦中でも茶の湯を愛した文化人でもありました。
2020年の『麒麟がくる』では吉田鋼太郎さんが好演し、これまでのイメージとは異なる松永久秀像を提示しました。
主人公の視点で描く大河ドラマがあれば、さらに多面的な人物像が浮かび上がるでしょう。
ちなみに、松永久秀が主人公の小説なら、今井省吾先生の『じんかん』がおすすめです!
出自不明の松永久秀の青年期から始まりますが、当時の世情を絡めながら丁寧に描かれています。
特に、三好長慶の父・元長との出会いがアツい。
そして、松永久秀はなぜ「松永久秀」なのかがわかるはず。
なにを言ってるかわからない人は、とりあえず読んでみてください!
第1位:大島光義(雲八)- 93歳まで戦場を駆け抜けた弓の達人

大島光義は、弓の名手であり、生涯を弓に捧げた武将です。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え、生涯53度の合戦に臨み、41通の感状を得ました。
残念ながら、『信長の野望』シリーズには登場したことがありません。
大島光義、13歳の時に初陣で敵を弓矢で仕留めたと伝わり、若くして弓の才能を発揮しました。
坂本の戦いでは、信長に「白雲をうがつような働き」と賞され、信長の命で通称を雲八と改めたという逸話も残っています。
常に戦場に身を置いていた光義は、驚くことに、90歳を超えても戦に参加しています。
慶長5年(1600年)、の会津征伐と関ヶ原の戦いで、嫡男・光成とともに徳川方(東軍)として従軍しているのです。
徳川家康からは真壺・大鷲を与えられ、公儀の鷹場の利用も許されるなど、幕府からも重んじられました。
弓の腕前を示す逸話には、樹陰に隠れていた敵兵がを樹木ごと射貫き、敵の首に当てたという武勇伝も残っています。
鉄砲が主流となる時代にも、弓の達人として活躍し続けた大島光義。
その生涯は、新旧の時代の狭間で自らの信念を貫く武士の生き様を、現代の私たちに見せてくれるはずです。
また、信長・秀吉・家康という三英傑に仕えた稀有な経験から、戦国から江戸初期までの大きな時代の流れを、一人の武将の目を通して描くことができる点も魅力的です。
そんな大島光義の生涯を、見事に描き上げた小説があります。
近衛龍春さん原作の『九十三歳の関ヶ原: 弓大将大島光義 』です。
大島光義の弓へのこだわりや、古い武器弓にこだわるがゆえの葛藤が丹念に描写され、読んでいるうちに光義への思い入れが強くなる作品です。
まだ読んだことがない人は、ぜひ手に取っていただきたい!
番外編:大河ドラマ化は厳しそうだけど見てみたい武将
ここからは、大河ドラマ化はちょっと難しいかもしれませんが、実現したら面白そうな武将を3人紹介します!
小田氏治 - 何度敗れても不死鳥の如く蘇る!

『信長の野望』シリーズでは弱小大名の代表格として知られる小田氏治。
そもそも関東の小大名は、あっという間に後北条氏に飲み込まれていくのが宿命……。
しかし、そんな小田氏治の実際の生涯は興味深いものがあります。
「戦に弱い戦国武将」とされながらも、領地を何度も失っては取り戻すという粘り強さを見せました。
小田城の争奪戦は30年以上も続き、9回も城を奪われながら8回取り返すという執念を見せています。
佐竹義昭など周辺の有力大名に囲まれながらも、豊臣秀吉に所領を没収されるまで常陸地方で勢力を維持し続けた不屈の精神。
負け続ける大名ストーリーも、それはそれで面白そう!
太田牛一 - 『信長公記』を記した弓の名手

太田牛一は、『信長公記』など信長・秀吉・秀次・秀頼・家康の軍記・伝記を著した人物で、特に『信長公記』はその綿密さと史料性の高さで有名です。
織田信長の家臣として弓の腕を認められ、『六人衆』の一員として近侍衆となった人物でもあります。
永禄7年(1564年)、美濃斎藤氏の堂洞城攻略では、二の丸の門近くの建物の高い屋根から弓を射て活躍し、信長に褒められた逸話もあります。
彼の著作『信長公記』を執筆していく過程を描けば、信長とその時代を描いた新しい視点の大河ドラマが生まれそうな予感!
日根野弘就 - 鎧兜の名手で戦国を生き抜いた波乱の生涯

日根野弘就は、日根野頭形兜の考案者として知られる武将です。
鉄砲に対して実戦的な曲線的形状の兜を作り、防具の革新者として名を残しました。
義龍の異母弟二人(孫四郎と喜平次)を稲葉山城内で斬殺したことでも有名でしょう。
斎藤道三、義龍、龍興に仕え重臣として活躍した後、浪人時代を経て織田信長、豊臣秀吉に仕えるという波乱に満ちた生涯を送った人でもあります。
小牧・長久手の戦いでは二重堀砦の守備を任され、徳川軍と戦いながらも守り抜くなど、実戦での活躍も見せています。
関ヶ原の戦いでは東西どちらにも表立って与せず、戦後に減封処分を受けるという複雑な立場にも置かれました。
さまざまな主君に仕えながら生き延びた山あり谷ありの人生は、重厚なストーリーに仕上がりそう。
そして最後は切腹してもなかなか死ねないシーンで終わる!(あくまでも逸話)。
歴代の戦国大河ドラマを振り返る
ここからは、戦国時代を取り扱った過去の大河ドラマを振り返ってみましょう。
戦国時代~安土桃山時代を描いた歴代大河ドラマ一覧
| 放送年 | タイトル | 主人公 | 主演俳優 |
|---|---|---|---|
| 1965年 | 太閤記 | 豊臣秀吉 | 緒形拳 |
| 1969年 | 天と地と | 上杉謙信 | 石坂浩二 |
| 1971年 | 春の坂道 | 柳生宗矩 | 中村錦之助 |
| 1973年 | 国盗り物語 | 斎藤道三 織田信長 |
平幹二朗 高橋英樹 |
| 1978年 | 黄金の日日 | 呂宋助左衛門 | 市川染五郎 |
| 1981年 | おんな太閤記 | ねね | 佐久間良子 |
| 1983年 | 徳川家康 | 徳川家康 | 滝田栄 |
| 1987年 | 独眼竜政宗 | 伊達政宗 | 渡辺謙 |
| 1988年 | 武田信玄 | 武田信玄 | 中井貴一 |
| 1989年 | 春日局 | 春日局 | 大原麗子 |
| 1992年 | 信長 KING OF ZIPANGU |
織田信長 | 緒形直人 |
| 1993年 | 琉球の風 | 楊啓泰 | 東山紀之 |
| 1996年 | 秀吉 | 豊臣秀吉 | 竹中直人 |
| 1997年 | 毛利元就 | 毛利元就 | 中村橋之助 |
| 2000年 | 葵 徳川三代 | 徳川家康 徳川秀忠 徳川家光 |
津川雅彦 西田敏行 尾上辰之助 |
| 2002年 | 利家とまつ 〜加賀百万石物語〜 |
前田利家 まつ |
唐沢寿明 松嶋菜々子 |
| 2006年 | 功名が辻 | 千代 山内一豊 |
仲間由紀恵 上川隆也 |
| 2007年 | 風林火山 | 山本勘助 | 内野聖陽 |
| 2009年 | 天地人 | 直江兼続 | 妻夫木聡 |
| 2011年 | 江 〜姫たちの戦国〜 |
江 | 上野樹里 |
| 2014年 | 軍師官兵衛 | 黒田官兵衛 | 岡田准一 |
| 2016年 | 真田丸 | 真田信繁 | 堺雅人 |
| 2017年 | おんな城主 直虎 | 井伊直虎 | 柴咲コウ |
| 2020年 | 麒麟がくる | 明智光秀 | 長谷川博己 |
| 2023年 | どうする家康 | 徳川家康 | 松本潤 |
| 2026年 | 豊臣兄弟! | 豊臣秀長 | 仲野太賀 |
戦国時代~安土桃山時代のの大河ドラマは、全26作品。
※『春日局』は入れるか迷いましたが、序盤は本能寺の変や関ケ原の戦いがあるので入れました。
三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)を中心に、さまざまな戦国武将が主人公として描かれてきましたが、なかには異色の人物もいます。
たとえば、1978年の『黄金の日日』は主人公が商人の呂宋助左衛門。
堺の伝説的貿易商人で、ルソン壺などを献上して豊臣秀吉の保護を受けました。
『黄金の日日』で呂宋助左衛門を演じた六代目市川染五郎(現在の二代目松本白鸚)さんが、『真田丸』で再び演じたことでも話題になりました。
琉球国を舞台にした『琉球の風』も、戦国期の作品としては珍しいでしょう。
また、近年は黒田官兵衛や井伊直虎など、あまり注目されてこなかった武将たちにもスポットが当てられるようになりました。
高視聴率を記録した戦国時代の名場面
大河ドラマ史上最高の視聴率を記録したのは『赤穂浪士』の討ち入りの回で53.0%でしたが、戦国時代を描いた作品でも高視聴率を記録した名場面があります。
『独眼竜政宗』はシリーズ平均視聴率が39.7%と大河ドラマ史上最高を記録し、特に伊達政宗が片目を失う場面や最終回は多くの視聴者の心に残りました。
『武田信玄』では、武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いの場面が印象残っている視聴者が多いようです。
『真田丸』の大坂冬の陣・夏の陣のシーンや、『麒麟がくる』の本能寺の変のシーンなども、歴史的瞬間を迫力ある映像で描き出し、高い評価を得ました。
特に近年の作品では、CGや特殊効果を駆使した合戦シーンの描写が向上し、より臨場感のある戦国絵巻が展開されるようになっているのが特徴です。
大河ドラマの主人公によくある質問
最後に、大河ドラマの主人公によくある質問を回答していきます!
大河ドラマ2026の主役は誰ですか?
2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』で、豊臣秀長(豊臣秀吉の弟)が主人公です。
主演は仲野太賀さんです。
豊臣秀吉の影に隠れがちだった弟・秀長にスポットを当てた作品となり、秀吉を支えた『影の功労者』としての秀長の生涯が描かれることになります。
『豊臣兄弟!』関連の記事もいくつか書いているので、興味ある方はぜひのぞいてみてください!
女性が主人公の戦国時代の大河ドラマはある?
| 放送年 | タイトル | 主人公 | 主演俳優 |
|---|---|---|---|
| 1981年 | おんな太閤記 | ねね(秀吉正室) | 佐久間良子 |
| 1989年 | 春日局 | 春日局 | 大原麗子 |
| 2002年 | 利家とまつ 〜加賀百万石物語〜 |
前田利家 まつ |
唐沢寿明 松嶋菜々子 |
| 2006年 | 功名が辻 | 千代 山内一豊 |
仲間由紀恵 上川隆也 |
| 2011年 | 江〜姫たちの戦国〜 | 江(家康正室) | 上野樹里 |
| 2017年 | おんな城主 直虎 | 井伊直虎 | 柴咲コウ |
これらの作品では、戦国の世を男性とは異なる視点で生き抜いた女性たちの生涯が描かれています。
男性中心の戦国社会の中で、政治や戦略に関わり、家を守り、時には男装して生きた女性たちの物語は、従来の戦国ドラマとは一味違った魅力があるでしょう。
また、2000年代には、夫婦で主人公を飾った作品が2つありました。
2002年の『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』、2006年の『功名が辻』です。
こういうのもアリなら、立花宗茂と誾千代のセットで主人公もいける!?
大河ドラマの主人公は何歳くらいの俳優が演じることが多い?
大河ドラマの主人公を演じる俳優の年齢は幅広いですが、30代から40代前半の俳優が多い傾向にあります。
これは主人公の生涯を若年期から晩年まで演じる必要があるため、中堅クラスの俳優が選ばれることが多いのでしょう。
例えば、『真田丸』の堺雅人さんは43歳、『軍師官兵衛』の岡田准一さんは30歳、『麒麟がくる』の長谷川博己さんは43歳で主演を務めました。
若手俳優では、『篤姫』の宮﨑あおいさんが23歳で主演し、大河ドラマ史上最年少主演記録となりました。
一方、ベテラン俳優では『葵 徳川三代』で津川雅彦さんが60歳で主演を務めるなど、作品やキャラクターによって適切な年齢の俳優が選ばれています。
まとめ
今回は、NHK大河ドラマの主人公として取り上げてほしい戦国武将を10人紹介しました。
大河ドラマが描く戦国時代の物語は、時代を超えて私たちの心を捉え続けています。
それは、戦国の世が持つ「可能性の時代」としての魅力と、そこに生きた人々の生き様が、今なお普遍的な共感を呼ぶからでしょう。
本記事で紹介した10人の武将は、いずれも主役級の魅力と歴史的重要性を持ちながら、これまでスポットライトを浴びる機会が限られていました。
特にトップ3に挙げた大島光義・松永久秀・宇喜多直家は、従来の戦国像に新たな視点をもたらす可能性がありそうです。
現在放送中の2025年大河『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に続き、2026年は『豊臣兄弟!』(仲野太賀主演)、2027年は『逆賊の幕臣』(松坂桃李主演)が決定しています。
2028年以降の大河ドラマでも、まだ掘り起こされていない魅力的な戦国武将たちが主人公となり、新たな視点から戦国時代が描かれることを期待したい!
また、大河ドラマとあわせて『信長の野望』シリーズで遊ぶと、戦国武将たちの解像度がより高まるのでおすすめです。
では今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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