寒い。し、こんな感じなので心身への悪影響をじわじわ感じている。感じてるとだんだん腹が立ってきた。私の人生の主人公は私だが?
多少の不快感は嫌いじゃない。色んな「あー人間にはこういう感情もあるのか」は興味深いしなるべくいろんな感情や考えを体感したいともわりと思っている。というよりかは、「どうせ味合わざるを得ないなら思い切り堪能してやらあ」というヤケクソである。普通に嫌だし、知らないことだからと飛び込む気概は私にはない。知らないことを体験せず、自分に心地がいい生活が続くのが本当は一番だと思っています。本心、心から。
しかも今は社会や悪意に腹を立てているし、なんせおかげさまで知らなかった「戦争」の身近な感じだから対処法がわからない。粛々と「頼むからやめてくれ」というご意見を送ってるだけだ。
ついでに言えば、そういうことをやる時に「これがいつか証拠になって『危険分子だ』って言われる日が来んのかな」なんて過ってしまって思ったよりも参ってそうだなあと思う。この日記なんてそうなったらまんまアウトだろうな。それでも平和がいいし、生活苦も嫌です、とぐもぐもしながら、これをずっとは私の心身がもたないぞ、と感じている。
何よりこういうことだけが頭と心にあるの、少なくとも平日、日記を書いてても悲しくなっちゃうし。だって、本当は明るい話をここでしたかった人間だ。まあそれは多少もう諦めてはいるけど、にしたってである。
この「にしたって」もちょっとニュアンスが難しいけど。なんだか、コロナ禍で「不要不急」を聞きまくっていた時の不快感がある。
でもだから、そういう話はしません、も私にとってはすわりが悪い。
かと言って、この話をし続けるのはどうやらやんわりと、心の調子を壊す気配を感じている。こういう時に落ち込みのプロはたまには役に立つ。自分のメンタルを一切過信しませんからね。今までのやらかしの実績がある。
だからこれからも、日記には不安だと書く。社会に向かって嫌だとも書く。
だけど必ず一つ、楽しかった、嬉しかったことを書く。それから、物語を書きたいと思うことをし続けようと思う。現実を直視しながら、それでも、作り物のことを考える。その豊かさのことを、毎日ちゃんと、思い出す。
楽しかったこと、と言えば、今、私は数年ぶりに小説を夢中で読んでいる。プロジェクト・ヘイル・メアリー。
何年も楽しみにしていた本を少しずつ読むことが私は嬉しい。これと、あと違国日記がいま「毎日を迎えること」の価値を私にくれている気がする。
特にプロジェクト・ヘイル・メアリーは「今」だからこそ、かなり心にきている。主人公がひたすら愛おしくて格好良く、見ていて安心する。彼が私はとても好きである。
このクソみたいな社会の中で過ごしてるからなおさらに「こんな人がいるのだ」と嬉しくなってみていると思う。
空想の世界の人だけど、私はものすごく、ものすごくものすごく彼に勇気をもらっている。いるのだ、そういう意味では。間違いなく。
この物語が、どんな結末に行き着くのか楽しみだ。それに、なんとなく、こんな魅力的な人を書くひとは、きっと素敵な光景を見せてくれると信じられる気がしているのだ。
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ぽちぽち、ありがとうございます。このスタンプにも「誰かが読んでくれたんだ」と思って毎回嬉しくなってます。
こんな感じで私の元気が出るのでよければ〜。
一本、と思った後でまるで自分自身に言い返すかのような気持ちでもう一本ウィンナーをフライパンに落とした。だとしても二本だ。必要タンパク質の量で考えても、食べ応えで言っても控えめな量だ。
その代わりにと、野菜はこれでもかと入れていく。新玉こそ買いたてだが、他はどれも、「発掘品」だ。レタスにしおれかけのえのき、にんじん、じゃがいもは皮が萎んで切りにくいけど無理やりカットした。食べるという意地しかない。そう思った後に自嘲する。本当にその意地があるならそもそも、冷蔵庫のなかで化石化しかねないような管理はしない。
分かってる、と拗ねたような声が自分の中から返ってきた。正しくない、食べ物にだって冒涜的なことをしている。本当は、もっと美味しく食べたいに決まっている。それでも、こうなってしまうのだ。
ぼんやりしていたのでジジッと焦げて、少し煙がたった。おざなりに箸で具材たちを転がした。美味しいものを作りたいという気持ちはあるけど、それと同じくらい「どのツラを下げて」とも思う。
ジジジ、と焼ける音に引っ張られるように、押し出されるようにフライパンの中で野菜やウィンナーを転がしていく。ウィンナーを切れば良かったと過ぎるのも、あとの祭りだ。
塩を入れて、丼一杯の水を注いだ。ほんの少し、チューブの生姜とコンソメを入れる。
しばらく眺めていたらくつくつと一体感を持って鍋が沸き立つ。それを、どんぶりに移す。
一口。甘い。それは、玉ねぎの甘みだし野菜の甘みだ。ウィンナーを齧ればパチンと良い音共に肉汁が弾けた。
おつかれ。
ようやく、その時、一言心の中から言葉が浮かぶ。おつかれ、おつかれ。今日も一日中、よくやったよ。
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書いて思うのは、いきなり小説を書くのは無茶というのと、それはそれとして、料理の描写は延々と書きたいということです。