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そういうふうに

なんとなく虚しい。仕事であった嫌なことか、プライベートで目を背けたことか。突然向き合うことになった自分の不誠実さか。
ともかく、なんだか色んなものが積み重なってるせいだ。虚しい。

 

 


睡眠時間もとりたいほど取れてないな、次ぐっすり寝れるのっていつだっけ、と思いながら目を覚ます。なんだか、自分のリズムが整ってない。本当は昨日整えるつもりだったけど、それも日常の中で崩れて、そこに後悔はないけど、さてどうする、なんて思う。なんとなく、自分との足並みが揃ってない。

 

 

 

顔を洗う、ラジオを流す。白湯を準備して、ちびちび飲みながら、今日の弁当の食材を出す。
ラジオから、いつものパーソナリティの声がする。

 

 


味噌汁を作る。お湯を沸かして、なめこを入れる。なめこの味噌汁はいつも特別だ。ネギもあるぞ、嬉しい。
お弁当を作る。Lの卵は卵焼きが作りやすくて嬉しい。Mの卵で作った時よりも分厚くなる。

 

 

 

特になんでもないトークと、パーソナリティの笑い声。かかる音楽を口ずさんだりして「あ、いいな」と思う。ふと笑ってる自分にも気付いたりする。後悔だとかどうしようだとかではなくて「たのしい」が主軸になって、そっちに体重をかける。お湯を沸かして、コーヒーを淹れる。

 


ときどき。

 

 


時々、人間性クソ終わり野郎ですごめんなさい、ご注意くださいと書いた看板を掛けて生活したくなる。
だけど、だとしたら私の友だちたちはどうしてこんな奴と仲良くしてくれるんだと申し訳なくなって消えたくなるので、そんなことを考えずに寝た方がいいのだ。朝、あるいは昼。そんなもの思いに襲われたなら散歩に行こう、ラジオをつけよう。ともかく、一旦、離れる。

 

 

 


テレビをつけた。朝ドラの時間だ。たった15分にわくわくする。笑って、次の展開が気になる。
化粧をする。仕事の段取りを考える時も、息苦しさはもうそこにはない。眠気も、幾分かマシになった。
生きている。




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