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うまトマと「見えない」

仕事の嫌なことをまだ考えてる。考えながら、果たして私はそう人に思えるほど、良いやつだったかな、と思う。

 

 

誓って、無視だとかそういうダサいことはしてないけど「不服です」と顔いっぱいに表明したことはなかったか。それを「そんな風にさせるお前が悪い」と開き直りはしなかったか。

 

 

 

そりゃ、無視はクソだけど「お前が気に食わない」と態度で表明したあの頃の私も同じようにクソガキだった。
ふと「なんで許したんですか」と聞いたら「許す許さんじゃないけどさあ」と少し困った顔をされた。

 


「アウトプットの仕方はともかく相手をそうしたくなるくらい怒らせたのは自分なら自分も悪かったなあと思って」

 

 

ぐうの音も出ないよ、凄い勢いでブーメラン、たぶんそうだ。私にも何か、問題があった。きっと。

だから無視をしていい、なんて話じゃなくて。相手にも何か理由があったんだな、と思える方が、私はたぶん幸せなんだな。そういう自分でいたい。
その方がストレスがなさそう。何よりも、相手の目から見た世界を私が知ることはきっと残念ながら、ないのだ。

 

 

 

なーんて、もしも私は友だちが職場で無視をされていたら全力で体重をかけて相手が間違ってることの理屈付けをする。し、ブチギレる。
なので、ある意味では私のこの「うんうんおっけー」な大人な対応ぶった諸々はどうなんだ、とも思う。そうまでして良い子ぶりたいかよ。


ぶりたいか、と言われたら良い子ぶるとかではないんだよなあ。どっちかっていうと「やっていき方」としての仮説だ。実験。一回それが有効っぽいから試してみるだけ。

 

 

 

そういう話をしながら「なーんで私はこうも嫌われるんですかね。煽りじゃなくて自分のダメなところを教えて欲しい。嫌われる理由があるんだろうことは分かるけど治し方がわからんすよ」と呟いてしまった。
ダメなとことかじゃないけど、とその人は困った顔をさらに深めた。

 

 


「対人関係が下手だからか」
「下手じゃないでしょ」
「下手じゃないのか…許容範囲が狭い?」
「それもちょっと違うというか、対人関係が下手なひとは人間嫌いなんだよ。つくさんは人間が好きだから」

 

 

 

好きだけど、でもそれもなんとか好きがギリギリ勝ち越ししただけ、である。
個体差もでかい。えーじゃあなんだよ、と呻いてたら「つくさんの中の価値観がハッキリしてるから」と言う。

 

 

「はっきりしてることは間違いじゃないし、つくさんはだからと言って自分と違う価値観を否定はしない。しないけど、否定しない、に行き着くまでに「なんで?!」ってリアクションをするから、それでハレーション起こしてるんじゃない?」

 

 


あー、それっぽい。すげえ、そんな感じがすごくする。
さらに言えばそうして「じゃあ違うくてもいいんだけどあなたの世界の景色を教えてよ」とコミュニケーションをはかって、それを途中で放棄されると「ええええ???」ってより心の扉が閉じるのだ。
うっわ、めんどくせえかも、そんなやつ。

 

 


うーん、ともあれ、だとしてじゃあ色々考えて試してみよう。なんか「おもしろ」が増えたら楽しそうな気がするし。

 

 


だから、じゃないけど、食べたことなかった松屋の「うまトマト定食」を食べた。たまらなくおいしい。知らない、なかったものが増える、はこうだよな、嬉しかったり、するんだよな。
全部がこうとは限らないけど、とは重々肝に銘じつつ、なら、悪くないよなあと頷いている。




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