朝、新幹線に乗るために早起きしたつもりが寝坊した。なんっでだよ。自分の不細工な歩き方の影響でバカみたいな時間に散歩した時は起きられたくせに、なんでこんな大事な日にこうかね。
そう思いつつ、元々そういう自分を理解して全ての予定を組んでるので「落ち着け」と宥めながら準備をする。準備だって「最低限これやれば大丈夫」を整えてくれているのだ。昨日の私は。
それから、新幹線のなか。楽しみにしていた推し旅の佐久間さんのラジオを聴いたり、書きたかった映画の感想を書く。ライブの予習をしたり、大好きなラジオも聴いて整えたりする。
こうやって、生きてんだよな。
イレギュラーが多くてやりたいことが多すぎて今日は、満点、色んな人を振り回してしまった気がする。もっと言えば、自分の嫌なところも時々顔を覗かせて自分にがっかりした。
今日は、好きなアーティストの初のドーム公演だった。ずっと現実味がなかった。なんだかんだ、やっぱり欲しくなったグッズを買い足したりしたけれど、ずっとなんだか、不思議な感覚だった。
いつか、縋るように……そう、あれは完全に「縋るように」ラジオや音楽を聴いていた頃がある。自分を身勝手に重ねて「大丈夫」と唱えたことも一度や二度じゃない。
ところがそうこうしてる間に彼らはどんどんと規模を大きくして、以前なら伝わらなかった彼らの話は伝わりすぎるくらいに広まった。
それが嬉しかったし、でも自分の変化も何より大好きなラジオの終わりもあって、それでも程よい距離感で流れる音楽のような心強さで、好きだった。
ライブを見ながら思う。生きてたな、私たち。
去年も思った。彼らは生きてる、生きて、これからも音楽をやる。それが無性に嬉しかった。
だけどあの時は「自分は」と思っていた。思っていることを自覚するとしんどくなるから、なるべく、なるべく考えないように「まあまあまあ」と、たぶん、あの時、思ったのだと思う。ということを、今夜、実感した。
だけど今日は心の底から「生きてるな」と思ったし「生きていきたいなあ」と思った。
最近、ずっとこうだ。あんな私が長生きしたいなあと思ってる。それに向けてどれだけの努力ができるかはまた別の話だけど。でも、できたら。
なるべく長生きしたい、やりたいこと全部やりたい。その時、好きな人たちが周りにいて欲しいからそのための努力は、やれることは、全部やりたい。そこには、この音楽も、流れてる。
そう思う。そう確信する。そんな夜だった。
なんでもない、ただの一日。でも、そんな日だからこそ、そう思ってる。こんな日がこれからもたくさん増えていきますように。