完全に焦っている。奇跡的に原稿が納得いく形に今夜中になる、みたいなこと起こらないだろうか、無理か、無理なのか。
さらには仕事も今絶妙な感じで「めちゃくちゃうまくいく」と「結局ダメだった」の分かれ道みたいになってる。私はどうにもこのビリビリ感が苦手だ。一生勝負師にはなれないしていうかぶっちゃけなりたくもない。
仕事中ひたすら落ち着かず無駄話を叩きそうになり、余裕はないし、かと思えば「何やればいいんだっけ」とぼんやりする。
言われるまでもなくわりと社会不全だ、と思いながら、原稿と仕事が負の相乗効果を生み出しているのを感じる。
休日出勤の代休を原稿のために使うことは考えないでもないが、嫌だ。できたら完全に休むことに使いたい。ぜーんぶから解放されてぼんやりしたい。頼む。
そんなわけでわりと蹲って叫びたい気持ちになりながら家事をまずバリバリこなす。こんな時にそんな場合ではないが、とりあえずやる。
ジムは流石に我慢した。
原稿の時くらい出来合いで良くないか?普段は平気で買うのに?とも思うけど、むしろこんな時ほど作った方がいい気がするので、なんなら味噌汁までつける。一汁なんたらだ。
でも自分を甘やかすことも必要だから作業のお供のお菓子は食べよう。来週からジムは頑張る。
通勤路。
救急車が通る。その時に街の人たちが立ち止まっていて、なんだかそれに安心する日だった。
この中で歩く人を見ると凹むかも、と思ったがみんななんでもない顔をして立ち止まっていた。なんでもない、が良いんだろうな、と思う。あまりにもささやかな嬉しい瞬間だったので、通勤前に携帯にメモをした。