帰国が近づいてきて緊張してきた。いま帰っても白米が食えないという噂ではないですか。帰国便は通路側席が取れたらしいので幾分か楽っぽいが……。
マッケイ関連の切り抜きがランダムに入っている箱を調査。「リトル・ニモ」やその舞台版の広告などをざっと見る。広告を調査するのって大事なんだろうけど、資料の大半が箸にも棒にもかからん内容で、調査の中でも修行感が強いジャンルな気がする。まぁ俺が社会学の訓練をぜんぜん受けていないというのもあるのだが。とにかく見たという事実が何かを作ると信じてめくり続ける。
『ヘラルド』も引き続き調査。コミック・セクションが徐々に女性向けコンテンツと融合していく。伴って、子ども(ほぼ男の子)と母親をテーマにしたマンガが主流になっていく。「バスター・ブラウン」はそういう紙面状況の中での主役コンテンツだったわけで、つまり子どもと母親両方に読ませるマンガだったと捉えられる。ディストリビューションが作品を規定するのだ……さらにこう言ってよければ、ディストリビューションが家族関係やジェンダーを構築するのである……なんて言えば、いかにも表象文化論らしいハッタリではないか。
地元のTV局がライブラリに取材に来て、俺が研究している様子を撮影していった。俺以外に調査しているやつがいなかったのでちょうどよかったらしい。ちょっとカメラの前で喋らないかとも提案されたが、英語に自信がないと言って断った。俺が「ニモ」の広告をゆっくりめくっている様子が10月にコロンバスで放送されるらしい。不思議な縁だ。
疲れた疲れたと何度も言ってきたが今度ばかりは流石に本当に疲れてきた。ターゲットに行ったらスタバが出したエナジーコーヒーなるものがあったので、明日の朝用に買ってみた。