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とうきょうスカイツリー駅の新駅舎デザイン発表。まちの調和や伝統家屋のデザインなど採用

2022年2月4日 発表

東京都墨田区が「とうきょうスカイツリー駅」新駅舎のデザインを発表した

 東京都墨田区は2月4日、東武スカイツリーライン(東武鉄道 伊勢崎線)「とうきょうスカイツリー駅」の新駅舎デザインを発表した。

 桜橋通りの伊勢崎線第2踏切を除去するために、とうきょうスカイツリー駅付近の約0.9kmを高架化する連続立体交差事業が2025年3月を期限に進められている。本事業のなかで、とうきょうスカイツリー駅も高架化。現在よりも東(北千住寄り)に約150m移設して、2面ホームの新駅を建設する。

 新駅舎の外観などは2021年8月にアンケートなどを実施。2月4日にとうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン報告会が開かれ、新駅舎デザインのパネルで紹介している。

 新駅舎は「まちと東京スカイツリーを結び、導く駅」をコンセプトに、東京スカイツリーをモチーフとしたデザインを白色のパネルと目地で表現。東京スカイツリータウンとの調和を意識したデザインにしている。

 また、北側(押上2丁目側)は、伝統的な木造家屋に見られる「下見張り」を採用し、上にいくほどサイズを小さくすることで、視線を東京スカイツリーに導くようなデザインを取り入れている。

 また、外壁は透過性のある素材を南北で同じリズムで配置し、単調性を解消するほか、駅南北の一体感を意識したものにしている。

東京スカイツリータウン側から見たイメージ
押上2丁目側(北側)から見たイメージ
駅ホームイメージ
新駅舎デザインの紹介パネル